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基本情報技術者 2017年 春期 午前(科目A)34


問題文

IPv4アドレス128.0.0.0を含むアドレスクラスはどれか。

選択肢

クラスA
クラスB(正解)
クラスC
クラスD

🔒 解説は解答すると表示されます

IPv4アドレスのクラス分類【午前解説】

正解の理由

IPv4アドレスはクラスフルでは先頭オクテット(最初の8ビット)でクラスを判定します。
128.0.0.0の先頭オクテットは128(10進)で、2進表記は10000000です。クラスBは先頭ビットが10で、10進で128〜191の範囲に相当します。従って128.0.0.0はクラスBに含まれます。デフォルトのネットマスクは/16(255.255.0.0)です。

解法ステップ

  1. 対象アドレスの先頭オクテット(128)を確認する。
  2. クラス範囲を頭に入れる:A=0〜127(先頭ビット0)、B=128〜191(先頭ビット10)、C=192〜223(先頭ビット110)、D=224〜239(先頭ビット1110)。
  3. 128は128〜191の範囲に入るのでクラスBと判断する。必要なら128の2進表記10000000を見て先頭ビットが10であることを確認する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: クラスA — 誤り。クラスAは先頭オクテットが0〜127で、128は含まれません(127はループバックとして特別扱い)。
  • : クラスB — 正解。先頭オクテット128はクラスBの開始値で、先頭ビットが10です。
  • ウ: クラスC — 誤り。クラスCは192〜223であり、128は範囲外です。
  • エ: クラスD — 誤り。クラスD(マルチキャスト)は224〜239であり、128とは無関係です。

よくある誤解

  • 「127はクラスAだから128もクラスA」:127は確かにクラスAの範囲に入りますが127はループバックに予約され、128は次のクラスBの開始です。
  • 「最初の桁だけ見ればOK」:十進の先頭桁(例えば1や2)だけでは誤判定しやすいので、先頭オクテットの値範囲または先頭ビット列で確実に判定してください。
  • 「クラスフルは常に使われる」:実運用ではCIDRが主流でクラスに依存しない設計が多い点を混同しないこと。

補足コラム

かつてはクラスフルアドレッシングが一般的でしたが、アドレス枯渇対策としてCIDR(可変長サブネットマスク)が導入され、現在のネットワーク設計ではクラスに拘る必要は減っています。ただし午前試験などではクラス判定の基本知識が問われるため、先頭オクテットの範囲や先頭ビット列(0,10,110,1110)を確実に覚えておくと役立ちます。クラスBのデフォルトマスクは/16(255.255.0.0)で、ホスト部は16ビットです。

FAQ

Q1: 128.0.0.0はネットワークアドレスかホストアドレスか?
A1: クラスBで表記する場合、128.0.0.0はそのネットワークのネットワークアドレス(ネットワーク部が全て0)です。
Q2: 127.0.0.1はどのクラス?
A2: 127.0.0.1は先頭オクテット127でクラスAの範囲ですが、127.0.0.0/8はループバック用に予約されている特殊アドレスです。
Q3: クラス表記が廃れた今、なぜ覚える必要がある?
A3: 試験問題ではクラスフル判定が出題されることがあり、基本概念として先頭ビットと範囲を理解しておくと応用問題にも対応できます。

関連キーワード: IPv4、クラスフルアドレッシング、クラスB、先頭ビット、/16、サブネットマスク、128.0.0.0、ループバック、CIDR
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