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基本情報技術者 2019年 秋期 午前(科目A)04


問題文

及び を定数とする関数 及び に対して, はどれか。ここで, とする。

選択肢

0(正解)
1

極限:g(t)/f(t) の値【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:、よって選択肢は が正解。gはfより速く0に近づくため比は消えます。
  • 根拠: であり, が成り立ちます。
  • 差がつくポイント:分子分母をの冪で割るか,次数(オーダー)で比較して と把握すること。

正解の理由

g と f をそのまま比にすると
右辺を整理し, を考えると
したがって全体の極限は であり,選択肢では が正解です。

よくある誤解

  • 「次数の比較をしないでそのまま値だけ見る」: が非零でも, の増加速度()を無視すると誤答になります。
  • と考える誤り」:それは に依存する因子を消した誤りであり,正しくは余分な が残ります。
  • 「分母や分子が0になることを心配するが,条件 により分母は非零」:領域を確認していないミスが起きやすいです。

解法ステップ

  1. 比をそのまま書く:.
  2. 定数をまとめる:.
  3. の冪で割るかオーダーを比較して, と判断。
  4. なので極限は

選択肢別の誤答解説

  • : 0 — 正解。上記の通り
  • イ: 1 — 誤り。 になるためには分子と分母の減衰速度が同じ次数で係数が一致する必要がありますが,本問は次数が異なります。
  • ウ: — 誤り。これは に依存する因子()を見落とした誤解。 に近づく。
  • エ: — 誤り。分子が分母より速く発散するなら だが,本問では両者とも0に近づき,分子のほうが速く0に近づくため比は0になる。

補足コラム

  • オーダーで考えると簡潔です: なら
  • ロピタルの定理は使えますが,本問は多項式の次数比較や の冪で割るだけで簡単に解けます。
  • 条件 の分母が0にならないことを保証します( が問題になるため)。

FAQ

Q1: a や b が 0 の場合は?
A1: 問件で とあるが,もし なら g≡0 で比は0。 の場合 f≡0 で比は定義されない/発散するため注意が必要です。
Q2: の場合は?
A2: 本問は としているが, でも同様に次数比較で なので比は0になります。
Q3: ロピタルの定理で解くと?
A3: 比の形を変えればロピタル適用可だが,本問は次数比較で十分簡潔に解けます。

関連キーワード: 極限、オーダー記法、次数比較、有理関数、ロピタルの定理、収束速度、大きさ比較、漸近解析
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