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基本情報技術者 2019年 秋期 午前(科目A)05


問題文

平均が60、標準偏差が10の正規分布を表すグラフはどれか。
基本情報技術者 2019年 秋期 午前(科目A) 問05の選択肢の画像

選択肢

(正解)

平均が60、標準偏差が10の正規分布を表すグラフはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:正しい図はです。頂点がX=60にあり、X=60とX=70の間が10(=σ)で示されているため正規分布の定義に合致します。
  • 根拠:平均μ=60なら頂点(最頻値・平均)はX=60に位置し、標準偏差σ=10なら1σは60±10でX=70が1σ右側に相当します。
  • 差がつくポイント:図の対称性・単峰性・ラベルの距離(60→70がσ)を確認し、刻みが±5や山が複数峰なら誤答になります。

正解の理由

アは頂点(山の最高点)がX=60の真上にあり、右側にX=70の破線が引かれている点で平均60・σ=10の表現と一致します。正規分布は平均で対称な単峰分布であり、破線間の注記「10」が60から70の距離(=σ)であることを示しているため、確実に正解です。

よくある誤解

  • 破線間の注記「10」を「両端合計」や「2σ」と誤解してしまい、実際のσの位置を取り違えること。
  • 山の「鋭さ(尖り具合)」だけでσを判断し、軸ラベルの距離を無視してしまうこと。
  • 複数の山(双峰)や左右非対称の形を正規分布と見なしてしまうこと。

解法ステップ

  1. 山の頂点がどのX値にあるか確認し、平均μと一致するかを確認する(ここではX=60)。
  2. 図中の垂直破線や注記の距離がσに対応しているかを判定する(60→70が10ならσ=10)。
  3. 分布が単峰で左右対称かを確認する(正規分布の基本性質)。
  4. 他の選択肢が上記条件を満たしていないことを順に排除する。

選択肢別の誤答解説

  • (正解):頂点がX=60、右にX=70の破線と「10」の注記があり、60±10(=σ)が明示され単峰かつ対称で整合。
  • イ:頂点はX=60だが破線がX=55とX=65に引かれており、その間に「10」と注記があるなら55→65で差が10、つまり半分が5になりσ=5を示唆します。さらに山が非常に鋭く、σ=10を満たす形ではないため誤り。
  • ウ:二峰性(複数の山)を示しており、正規分布の「単峰で左右対称」という条件を満たさないため誤り。
  • エ:分布が右へ裾広がりの非対称形で頂点が60より左に位置しており、平均が60かつ左右対称であるべき正規分布と矛盾します。

補足コラム

  • 正規分布の確率密度関数は次の式で表されます:

    ここで本問はμ=60, σ=10です。
  • 「68-95-99.7の法則」より、μ±1σ(50〜70)で約68.27%のデータが含まれます。σが小さいほどグラフは尖り、大きいほど平坦になります。図を判断する際は単に「山が高い/低い」だけでなく、軸目盛りと注記からσの大きさを読み取るのが重要です。

FAQ

Q1: 破線間の注記「10」は必ずσを意味しますか?
A1: 図の文脈で破線の位置が平均からの距離(60→70)を示しているため今回はσ=10を意味しますが、必ずしもそうとは限らないので軸と頂点の位置関係を確認してください。
Q2: 山が尖っているとσは小さいと判断してよいですか?
A2: 原則としてその通りですが、判断は軸の目盛り(距離)と合わせて行う必要があります。目盛りを無視すると誤断の原因になります。
Q3: ピークが60付近でも左右非対称なら正規分布ではないのですか?
A3: はい。正規分布は左右対称で単峰が条件です。非対称(歪度がある)なら別の分布です。

関連キーワード: 正規分布、平均60、標準偏差10、単峰性、対称性、68-95-99.7ルール、確率密度関数
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