基本情報技術者 2019年 春期 午前(科目A) 問01
問題文
10進数の演算式の結果を2進数で表したものはどれか。
選択肢
ア:0.001011
イ:0.001101
ウ:0.00111(正解)
エ:0.0111
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2進数の小数表現【午前解説】
正解の理由
正解は ウ です。理由は次の通りです。で、なので
となります。2進小数の各桁はに対応するため、5ビットの小数部に分子を対応させると
となり、選択肢では ウ が一致します。
解法ステップ
- 分数を確認:。分母がであることに注目。
- 表現方針:の5ビットで表すことが可能。
- ビット割り当て:(5ビットで表現)を小数部に当てはめてとなる。
- (別法)×2法:に対して順に×2を行い、整数部を小数のビットとして列挙すると0,0,1,1,1で止まる。
×2法の具体例(省略せずに示す)
- . ×2 → → 第1ビット=0, 残り.
- ×2 → → 第2ビット=0, 残り.
- ×2 → → 第3ビット=1, 残り.
- ×2 → → 第4ビット=1, 残り.
- ×2 → → 第5ビット=1, 残り(終了)。結果:0.00111
選択肢別の誤答解説
- ア: 0.001011
値はで、と異なります。ビット位置を間違えて余分な桁を入れた例です。 - イ: 0.001101
値はでに届かないため誤り。繰り上がりや位置の誤認が原因です。 - ウ: 0.00111
値はで、と一致します。正解です。 - エ: 0.0111
値はで大きく異なります。最上位ビット()の扱いを誤った例です。
よくある誤解
- 「小数部の桁を右から埋める」と考えて桁位置を逆に扱い、ビットの重みを間違えるミス。
- 10進の小数に一旦変換してから適当に丸めてしまい、分母が2の冪なら有限である事実を見落とすこと。
- 乗算(×2)法の手順で商と余りの判定を誤り、途中で循環小数と誤認するケース。
補足コラム
分母がであれば分数は必ず有限桁で表現できます。一般に分数を2進小数で有限にする条件は、の素因数が2のみであることです。反対に3や5など2以外の素因数が入ると2進では循環小数になります。試験では「分母が2の冪かどうか」をまずチェックする習慣を付けると速く正確に解けます。
FAQ
Q1: なぜ5ビットで表せるとすぐ分かるのですか?
A1: 分母がだからです。分母がである場合、小数部はビットでちょうど表現できます。
A1: 分母がだからです。分母がである場合、小数部はビットでちょうど表現できます。
Q2: ×2法と分子をビットに当てはめる方法はどちらが良いですか?
A2: どちらも有効です。試験では素早く確認したいなら「分母が→分子をビット」に当てはめる方法が速いです。手順を忘れたときは×2法で確実に求められます。
A2: どちらも有効です。試験では素早く確認したいなら「分母が→分子をビット」に当てはめる方法が速いです。手順を忘れたときは×2法で確実に求められます。
Q3: 途中で余りが0にならなかったらどうなる?
A3: 余りが0にならなければその小数は2進で無限に続く(循環)可能性が高いです。分母の素因数が2以外を含む場合に生じます。
A3: 余りが0にならなければその小数は2進で無限に続く(循環)可能性が高いです。分母の素因数が2以外を含む場合に生じます。
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