ITパスポート 2009年 春期 問08
問題文
POSシステムなどで商品を一意に識別するために、バーコードとして商品に印刷されたコードはどれか。
選択肢
ア:JAN(正解)
イ:JAS
ウ:JIS
エ:QR
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POSシステムなどで商品を一意に識別するために、バーコードとして商品に印刷されたコードはどれか【ITパスポート 解説】
正解の理由
商品のバーコードとして一般的に使われ、店舗のPOS(Point of Sale:販売時点での取引を扱うシステム)で読み取って商品を一意に識別するのは ア のJAN(Japanese Article Number:日本で使われる商品識別コード)です。
JANコードは商品1点ごとに付けられた番号(GTINの一種)で、店舗の在庫管理や会計で商品を正しく特定できます。したがって商品を「バーコードとして印刷されたコード」で一意に識別する用途に当てはまるのは ア です。
JANコードは商品1点ごとに付けられた番号(GTINの一種)で、店舗の在庫管理や会計で商品を正しく特定できます。したがって商品を「バーコードとして印刷されたコード」で一意に識別する用途に当てはまるのは ア です。
解法ステップ
- 各選択肢が何を指すかを確認する。
- POSやバーコードの用途に関係するのは「商品識別コードかどうか」を見る。
- 用語の意味を照合する。
- JAN:商品識別用のバーコード。
- QR:2次元コードで情報量は多いが、商品に一意の番号として印刷する一般的な形式ではない(主にURLや追加情報の格納)。
- JIS/JAS:規格や基準の名称で、商品を直接識別するコードではない。
- 商品のバーコードとして一般に使われるものを選ぶ。→ ア。
選択肢別の誤答解説
- ア:JAN
- 正しい選択です。JANコードは日本国内の流通で使う商品識別コードのバーコード形式です。国際的にはEAN/UPCと互換があり、POSでの読み取りや在庫管理に使われます。
- イ:JAS(Japanese Agricultural Standard:日本農林規格)
- 誤りです。JASは農林産物や加工品の品質や表示に関する基準・認証の名称で、商品を一意に識別するバーコードではありません。例:有機JASのマークなど。
- ウ:JIS(Japanese Industrial Standards:日本工業規格)
- 誤りです。JISは工業製品の規格を定める標準の名称です。規格名であって、個々の商品に付くバーコードではありません。
- エ:QR(Quick Response:クイックレスポンスコード)
- 誤りです。QRコードは2次元のコードで、多くの情報(URLやテキスト)を入れられます。最近は商品ラベルに使われることもありますが、流通上で「世界的に統一された商品識別コード」として広く使われているのはJAN(またはEAN/UPC)です。QR自体は「一意の商品番号を表す規格」ではありません。
よくある誤解
- 「バーコード = QRコード」と考える誤解
- QRコードは2次元コードで、見た目や用途がバーコード(1次元)と異なります。商品流通で「標準の商品番号」として使われているのは主にJAN(1次元バーコード)です。
- 「JISやJASがコードだ」と誤解すること
- JISやJASは規格や基準の名前です。製品の識別番号ではありません。規格がバーコードの表示方法を決めることはありますが、コードそのものではない点を区別してください。
- 「JANは賞味期限やロット情報も必ず表す」との誤解
- JANは商品(品目)を識別する番号です。ロット番号や賞味期限は別のコード(製造管理番号やGS1-128など)で扱うことが多いです。
補足コラム
- JANコードとGTIN/EAN/UPCの関係
- JANは日本で使われるバーコード番号体系で、国際的にはEAN(European Article Number)やUPC(Universal Product Code)と同じGTIN(Global Trade Item Number:商品を一意に識別する世界共通の番号体系)の一部です。つまり、JANが付いていれば、国際流通でも番号の意味は対応できます。
- 店舗での使われ方の例(簡単な流れ)
- 商品に印刷されたJANをレジでスキャン → POSがJANをもとに価格や在庫情報を参照 → 会計・在庫更新が行われる、という流れです。
FAQ
Q1. JANコードは誰が付けるのですか?
A1. 通常はメーカーやブランド所有者が取得して商品に割り当てます。コード発行は国内の管理団体(例:GS1 Japan)を通じて行います。
A1. 通常はメーカーやブランド所有者が取得して商品に割り当てます。コード発行は国内の管理団体(例:GS1 Japan)を通じて行います。
Q2. QRコードで商品管理はできないのですか?
A2. 技術的には可能です。QRは多くの情報を格納できますが、流通業界では標準化と互換性の観点からJAN(GTIN)が主に使われます。
A2. 技術的には可能です。QRは多くの情報を格納できますが、流通業界では標準化と互換性の観点からJAN(GTIN)が主に使われます。
Q3. JANコードがない商品は販売できないのですか?
A3. 小規模な手作り品やフリーマーケット商品など、JANが無くても販売はできます。ただし一般の小売店でのバーコードスキャンによる販売や大手流通での取り扱いは難しくなります。
A3. 小規模な手作り品やフリーマーケット商品など、JANが無くても販売はできます。ただし一般の小売店でのバーコードスキャンによる販売や大手流通での取り扱いは難しくなります。
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