戦国IT - 情報処理技術者試験の過去問対策サイト
ブログお知らせお問い合わせ料金プラン

ITパスポート 2010年 春期 03


問題文

問題解決手法の一つであるブレーンストーミングのルールとして、適切なものはどれか。

選択肢

各自でアイディアを練り、質が高いと思うものだけを選別して発言する。
他人が出したアイディアを遠慮なく批判する。
他人の出したアイディアに改良を加えた発言は慎む。
突飛なアイディアも含め、自由奔放な発言を歓迎する。(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

ブレーンストーミングのルール【ITパスポート 解説】

正解の理由

ブレーンストーミングとは、自由に多くのアイディアを出して問題解決のヒントを得る発想法です。ここで重要なのは「批判をしないこと」「突飛(とっぴ)な発想を歓迎すること」「量を重視して後で評価すること」「他人のアイディアを組み合わせたり改良したりすること」です。したがって、選択肢「突飛なアイディアも含め、自由奔放な発言を歓迎する。」がルールとして適切です。自由さを認めることで、思いがけない良いアイディアが出やすくなります。
(補足)ブレーンストーミングは「批判を先送りにする(defer judgment)」というルールが中核です。まずは量を出し、その後で取捨選択・具体化します。

解法ステップ

  1. 問題文のキーワードを確認:「ブレーンストーミング」「ルール」「適切」など。
  2. ブレーンストーミングの基本ルールを思い出す:批判しない/自由な発想を歓迎/量を重視/他人のアイディアを改良してよい。
  3. 各選択肢と基本ルールを照らし合わせる。基本ルールに合うものを選ぶ。
  4. 消去法で誤った選択肢を除く(批判する、発言を抑える、改良を禁じる、などはルールに反する)。
短時間で解くコツ:問題文に「ルールとして適切」とある場合は、ブレストの「禁止事項」ではなく「奨励される行為」を探す。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 各自でアイディアを練り、質が高いと思うものだけを選別して発言する。
    誤り。これは「量を出す」ことや他者との相乗効果を潰します。最初は質を評価せず量を出すのが基本です。
  • イ: 他人が出したアイディアを遠慮なく批判する。
    誤り。批判はアイディアを出しにくくします。ブレーンストーミングでは評価は後回しにします。
  • ウ: 他人の出したアイディアに改良を加えた発言は慎む。
    誤り。他人のアイディアを組み合わせたり改良したりすることは推奨されます。そこから新しい発想が生まれます。
  • エ: 突飛なアイディアも含め、自由奔放な発言を歓迎する。
    正答。突飛なアイディアが新しい方向性を生むため歓迎します。ブレーンストーミングの基本に合致します。

よくある誤解

  1. 「批判は全くダメで、評価もしない方がよい」
    → 評価や改善は不要ではありません。評価はアイディア出しの段階が終わった後で行います。段階を分けることが重要です。
  2. 「突飛なアイディアは現実的でないから意味がない」
    → 一見不合理な案が着想のきっかけになり、現実的な改良案につながることがよくあります。まずは広く出すことが狙いです。
  3. 「ブレーンストーミングは人数が多いほど良い」
    → 多過ぎると発言の機会が減ったりまとまりが悪くなります。ルールの徹底やファシリテーション(進行役)が重要です。

補足コラム

  • 起源:ブレーンストーミングは広告業界の人、アレックス・F・オズボーン(Alex F. Osborn)が提唱しました。英語では "brainstorming"(頭を使って嵐のようにアイディアを出す)という語感です。
  • 実践のコツ:開始時にルールを全員に宣言(批判禁止・量重視・時間制限など)、付箋やホワイトボードで見える化、タイムボックス(時間制限)を設ける。記録係を決めると整理が楽になります。
  • バリエーション:
    • ブレインライティング(brainwriting:紙にアイディアを書いて回す)→ 発言に遠慮がある人向け。
    • 名義グループ法(Nominal Group Technique)→ 個別発想→共有→順位付けの流れで評価も組み込む。
簡単な例:新商品アイディア会議で「空飛ぶ自転車」など突飛な案が出て、それを「空中安全装置」や「軽量素材の活用」といった現実的改良につなげられることがあります。

FAQ

Q1: ブレーンストーミングでの「評価」はいつすればいいですか?
A1: アイディア出しフェーズが終わった後、整理・評価フェーズで行います。まずは量を出すことを優先します。
Q2: 少人数でもブレーンストーミングは有効ですか?
A2: 有効です。2〜6人くらいが発言のバランスが取りやすく、成果が出やすいことが多いです。少人数なら時間を短めに設定すると良いです。
Q3: 発言が苦手な人をどう扱えば良いですか?
A3: ブレインライティング(紙に書く)や匿名投稿、順番制(ラウンドロビン)を導入すると参加しやすくなります。

関連キーワード: ブレインストーミング、発想法、アイデア創出、ブレスト、問題解決、創造性
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国ITクイズ機能

\ せっかくなら /

ITパスポート
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する

すぐに利用可能!

©︎2026 情報処理技術者試験対策アプリ

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について