ITパスポート 2012年 春期 問73
問題文
インターネットのドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組みはどれか。
選択肢
ア:DNS(正解)
イ:FTP
ウ:SMTP
エ:Web
🔒 解説は解答すると表示されます
インターネットのドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組みはどれか。【ITパスポート 解説】
正解の理由
この問題の答えは ア の DNS(Domain Name System:ドメイン名をIPアドレスに変換する仕組み)です。
ドメイン名(例:example.com)は人間が読みやすい名前です。一方、コンピュータ同士はIPアドレス(例:192.0.2.1)のような数値で通信します。DNSはその「名前」と「数値」を対応させる仕組みで、名前から対応するIPアドレスを調べる役割を持ちます。したがって、問題文の「ドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組み」に当てはまるのは DNS です。
ドメイン名(例:example.com)は人間が読みやすい名前です。一方、コンピュータ同士はIPアドレス(例:192.0.2.1)のような数値で通信します。DNSはその「名前」と「数値」を対応させる仕組みで、名前から対応するIPアドレスを調べる役割を持ちます。したがって、問題文の「ドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組み」に当てはまるのは DNS です。
(補足:DNSは分散型で階層構造を持ちます。ルート→TLD(例:.com)→権威サーバの順で問い合わせが行われ、結果はキャッシュされて高速化されます。)
解法ステップ
- 問題文のキーワードを確認:「ドメイン名」「IPアドレス」「対応付け」→「名前解決」に関する問いだと判断する。
- 各選択肢の役割を思い出す。
- DNS:名前とIPの対応(=名前解決)
- FTP:ファイル転送(File Transfer Protocol)
- SMTP:メール送信(Simple Mail Transfer Protocol)
- Web:一般にはWWW/HTTPでの情報提供
- 「名前解決」に直接関係するのは DNS なので、ア を選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア DNS(正解)
- Domain Name System(ドメイン名をIPに変換する仕組み)。名前解決を担当します。
- イ FTP(File Transfer Protocol:ファイル転送プロトコル)
- サーバとクライアント間でファイルを送受信するための通信規約です。名前解決を行いません。
- ウ SMTP(Simple Mail Transfer Protocol:電子メール送信プロトコル)
- 電子メールを送るための通信規約です。メールの配送に使われますが、ドメイン名→IPの対応付けはSMTPの役割ではありません。
- エ Web(ここではWWW/HTTPを指す)
- Web(World Wide Web)はウェブページを取得する仕組み(主にHTTP/HTTPS)を指します。ウェブはコンテンツの配信であり、名前解決そのものは別の仕組み(DNS)が行います。
よくある誤解
- 「Webが名前解決をする」と考える誤解
- ブラウザでURLを入れるとページが表示されるため、Webが名前解決もしているように思うことがあります。しかし実際にはブラウザやOSがDNSに問い合わせてIPを得てから、HTTPでそのIPに接続します。
- 「DNSは1台のサーバが全て管理している」と思う誤解
- DNSは世界中に分散されたサーバ群で階層的に管理されています。中央で一括管理しているわけではありません(可用性と性能のため分散・キャッシュされる)。
補足コラム
-
DNSを使って実際に確認する方法(コマンド例)
- Windowsなら
nslookup、Mac/Linuxならdigやnslookupを使えます。簡単な例(Linux/Mac端末やWSL等で):# ドメイン名からIPアドレスを調べる(例: example.com) dig example.com +short # または nslookup example.com - 実行すると、ドメイン名に対応するIPアドレスが返ってきます。これがDNSによる名前解決の結果です。
- Windowsなら
-
用語の語源メモ
- 「Domain(ドメイン)」は「領域/名前空間」を意味します。DNSはその名前空間をIPアドレスに結びつける「名前解決(Name Resolution)」を行う仕組みというイメージで覚えるとよいです。
FAQ
Q1: DNSが壊れたらどうなるのですか?
A1: DNSに問題があると、ドメイン名からIPが引けず、ウェブサイトにアクセスできなくなることがあります。多くのサービスは冗長化(複数のDNSサーバ)やキャッシュで対策しています。
A1: DNSに問題があると、ドメイン名からIPが引けず、ウェブサイトにアクセスできなくなることがあります。多くのサービスは冗長化(複数のDNSサーバ)やキャッシュで対策しています。
Q2: ドメイン名はどこで取得しますか?
A2: レジストラ(ドメイン登録業者)で購入します。取得したドメインのDNS設定で、どのIPを指すか(Aレコードなど)を設定します。
A2: レジストラ(ドメイン登録業者)で購入します。取得したドメインのDNS設定で、どのIPを指すか(Aレコードなど)を設定します。
Q3: IPアドレスはいつも同じですか?
A3: 固定IP(変わらない)と動的IP(時間で変わる)があります。家庭の一般回線は動的IPが多く、サーバ用途では固定IPを使うことが多いです。ドメイン名はIPが変わってもDNS設定を更新すれば対応できます。
A3: 固定IP(変わらない)と動的IP(時間で変わる)があります。家庭の一般回線は動的IPが多く、サーバ用途では固定IPを使うことが多いです。ドメイン名はIPが変わってもDNS設定を更新すれば対応できます。
関連キーワード: ドメイン名、IPアドレス、名前解決、DNS階層、キャッシュ、nslookup

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