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ITパスポート 2015年 春期 03


問題文

現在担当している業務の実践を通じて、業務の遂行に必要な技術や知識を習得させる教育訓練の手法はどれか。

選択肢

CDP
eラーニング
Off-JT
OJT(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

現在担当している業務の実践を通じて、業務の遂行に必要な技術や知識を習得させる教育訓練の手法はどれか【ITパスポート 解説】

正解の理由

設問は「現在担当している業務の実践を通じて…習得させる」と書かれています。これは職場で実際の業務を行いながら教える方法を指します。職場で実践を通じて学ばせる教育訓練は、英語で On-the-Job Training(職場内訓練)と呼ばれる手法です。選択肢のうち、この考えに当てはまるのが の OJT(On-the-Job Training:職務を行いながら行う訓練)です。したがって正解は です。

解法ステップ

  1. 問題文のキーワードを探す:「現在担当している業務」「実践を通じて」「業務の遂行に必要な技術や知識を習得」。
  2. キーワードから想像する場面を思い浮かべる:職場で実際の仕事をしながら教わる場面。
  3. 各選択肢の意味を確認する(下で定義します)。
  4. 「職場で実務を通じて学ぶ」= OJT(On-the-Job Training)に該当するため選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: CDP(Career Development Program:キャリア開発プログラム)
    • 意味:従業員のキャリア設計や能力開発を支援する計画や制度を指します(注意:IT分野では Customer Data Platform(顧客データ基盤)を指すこともありますが、人事の文脈では前者)。組織全体の育成方針や計画であって、「実務を通じてその場で教える手法」そのものではありません。従って今回の問いの答えではないです。
  • イ: eラーニング(e-learning:電子学習)
    • 意味:インターネットや社内ネットワークを使って、場所や時間を問わず学習する方法です。動画や教材、テストで自習する形が中心で、必ずしも「現在担当している業務の実践を通じて」学ぶわけではありません。
  • ウ: Off-JT(Off-the-Job Training:職場外訓練または職場を離れて行う研修)
    • 意味:職場を離れて研修会や講義、集合研修で学ぶ方法です。実務現場での直接的な経験(実務を行いながらの指導)とは異なります。
  • エ: OJT(On-the-Job Training:職場内訓練/実務を通じて行う教育)
    • 意味:正しい選択。実務を担当しながら、先輩や上司が指導、フィードバックを行って技能や知識を習得させます。設問の条件と一致します。

よくある誤解

  1. 「OJTはただ仕事をやらせるだけ」だと思う
    • 誤解です。OJTは単に仕事を任せるだけでなく、指導計画(何を教えるか)、指導者のフィードバック、評価が必要です。計画的に行うことで効果が上がります。
  2. 「eラーニングは全部オフライン・座学だからOJTと全く違う」
    • 一般には違いますが、eラーニングとOJTを組み合わせることも多いです(座学で基礎を学び、現場で実践する流れ)。
  3. 「Off-JTとOJTはどちらも同じ研修だ」と混同する
    • Off-JTは職場から離れて体系的に学ぶ場、OJTは日常業務の中で学ぶ場。目的や運用が違います。

補足コラム

OJTを効果的にするポイント
  • 指導者(メンター)の存在:経験者が教えることで学習が早くなります。
  • 目標設定と記録:何をいつまでにできるようにするかを明確にし、OJTカードやチェックリストで進捗を記録します。
  • フィードバックの頻度:短いサイクルでフィードバックすると改善が早いです(例:1日の業務での振り返り)。
  • Off-JTやeラーニングとの併用:基礎知識はeラーニングで学び、その知識をOJTで実務に結びつけると効率的です。
短い例:新入社員が社内システムの入力作業を覚える場合、まずeラーニングで操作手順を学び、次に先輩と一緒に実際の入力作業を行いながら教わる(OJT)。必要に応じてOff-JTで品質管理の講義を受ける。

FAQ

Q1: OJTは新人だけのものですか?
A1: いいえ。新人だけでなく、異動後の業務習得やスキルアップにも使います。業務を通じて学ぶ点で幅広く応用できます。
Q2: eラーニングだけで業務を覚えられますか?
A2: 基礎知識や手順は覚えられますが、実践的な判断や現場特有の対応力は実務経験(OJT)が重要です。両者を組み合わせるのが効果的です。
Q3: OJTの効果はどうやって測るべきですか?
A3: 目標達成度(作業時間の短縮、エラー率の低下など)や上司の評価、自己評価を組み合わせて測ります。定期的な評価と振り返りが大事です。

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