ITパスポート 2019年 秋期 問14
問題文
CADの説明として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:アナログ信号をディジタル信号に変換する回路のこと
イ:建築物、工業製品などの設計にコンピュータを用いること(正解)
ウ:光を電気信号に変換する撮像素子のこと
エ:文字、画像、音声などのデータを組み合わせて一つのコンテンツを作ること
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CADの説明として、適切なものはどれか。【ITパスポート 解説】
正解の理由
CAD(Computer-Aided Design:コンピュータ支援設計)は、コンピュータを使って建築物や工業製品などを「設計」することを指します。したがって「設計にコンピュータを用いること」を述べている選択肢、すなわち イ が正解です。
ポイントは「設計」という語です。CADは単に図を描くだけでなく、寸法や形状を正確に表現し、3Dモデルや部品表を作るなど設計作業全体を支援します。これにより設計の効率化、変更管理、予備解析などが容易になります。
解法ステップ
- 問題文でキーワードを見つける:「CAD」「説明として適切なもの」→ CADの意味を問う問題だと判断。
- 選択肢のキーワードを見る:
- 「設計」があるものは設計関連の定義の可能性が高い。
- 他は信号変換、撮像素子、コンテンツ作成など別分野を示す語。
- 専門用語と照らし合わせる:
- CAD = Computer-Aided Design(設計支援)と一致する選択肢を選ぶ。
- 不要な選択肢を排除する:
- ア、ウ、エはそれぞれ別の技術や概念を表すため除外。
この順で速く確実に答えを導けます。
選択肢別の誤答解説
- ア: 「アナログ信号をディジタル信号に変換する回路のこと」
- これは A/D変換器(ADC:Analog-to-Digital Converter)を指します。信号処理の用語で、CADとは全く別です。
- イ: 「建築物、工業製品などの設計にコンピュータを用いること」
- これが CAD(Computer-Aided Design:コンピュータ支援設計)の定義です。計測・図面作成・3Dモデリングなど設計活動をコンピュータで支援します。
- ウ: 「光を電気信号に変換する撮像素子のこと」
- これは撮像素子(イメージセンサー)、代表的なものに CCD(Charge-Coupled Device)や CMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)があります。カメラやスマホのセンサーの話で、CADではありません。
- エ: 「文字、画像、音声などのデータを組み合わせて一つのコンテンツを作ること」
- これはコンテンツ制作(オーサリング等)やマルチメディア作成の説明です。CADは設計ツールであり、コンテンツ作成そのものを指すわけではありません。
よくある誤解
- CADは「ただの図を描くソフト」だと思う
- 実際は2D図面だけでなく、3Dモデリング、寸法管理、解析連携(CAE)など設計プロセス全体を支援します。
- CADとCAM(Computer-Aided Manufacturing:コンピュータ支援製造)を混同する
- CADは「設計」、CAMは「加工・製造」を支援する技術です。連携はしますが目的は異なります。
- CADを見て「グラフィック(CG)と同じ」と考える
- CG(Computer Graphics:コンピュータグラフィックス)は映像や画像の生成が主目的。CADは寸法や製造性を考慮した設計が目的です。
補足コラム
- CADの種類:2D製図ソフト、3Dソリッドモデラー、パラメトリック(変更を連動させる)CAD などがあります。
- よく使われるファイル形式:DWG、DXF(図面用)、STL(3Dプリンタ用)など。これらはソフト間で設計データをやり取りする際によく使われます。
- 代表的なソフト名(学習の参考):AutoCAD、SolidWorks、Fusion 360、FreeCAD(無料)。最初は無料や教育版で基本操作を学ぶとよいです。
FAQ
Q1: CADはどんな職種で使われますか?
A1: 建築士、機械設計者、電気設計者、インテリア設計、製図担当など幅広い職種で使われます。製造業や建設業で特に必須です。
A1: 建築士、機械設計者、電気設計者、インテリア設計、製図担当など幅広い職種で使われます。製造業や建設業で特に必須です。
Q2: CADを学ぶのに必要なスキルは?
A2: 基本的なPC操作、空間把握(図形の理解)、寸法や尺度の感覚が役立ちます。ソフト操作は練習で習得できます。
A2: 基本的なPC操作、空間把握(図形の理解)、寸法や尺度の感覚が役立ちます。ソフト操作は練習で習得できます。
Q3: 試験対策として覚えるべきポイントは?
A3: CADの定義(設計をコンピュータで支援すること)と、似た語(ADC、撮像素子、コンテンツ制作)との違いをはっきり区別することです。
A3: CADの定義(設計をコンピュータで支援すること)と、似た語(ADC、撮像素子、コンテンツ制作)との違いをはっきり区別することです。
関連キーワード: CAD、Computer-Aided Design、設計支援、A/D変換器、ADC、撮像素子、CCD、CMOS、コンテンツ制作、CAM、3Dモデリング、DWG、DXF、STL

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