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ITサービスマネージャ 2011年 午前2 問08


問題文

ITILのキャパシティ管理において、監視項目となるものはどれか。

選択肢

ア:インシデント発生件数
イ:オペレータ要員数
ウ:ディスク使用率(正解)
エ:平均故障間隔

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ITILのキャパシティ管理【午前2解説】

正解の理由

キャパシティ管理は、ITサービスに必要な資源の容量や性能を把握し、現在および将来の需要を満たせるように管理する活動です。
ディスクの使用率を監視すれば、空き容量が不足する前に、ディスクの拡張やデータの整理などを検討できます。このため、監視項目として適切なのはウです。

解法ステップ

  1. キャパシティ管理が対象とするものを確認します。
  2. 「ITサービスを支える資源の容量や性能」に関する項目を探します。
  3. ディスクの使用率は、記憶装置の容量の利用状況を示すため、キャパシティ管理の監視項目と判断します。

選択肢別の誤答解説

  • ア:インシデント発生件数
    インシデントの発生状況を把握する項目です。主にインシデント管理に関係します。
  • イ:オペレータ要員数
    人員の配置や労務の管理に関係する項目です。IT資源の容量・性能を直接測る指標ではありません。
  • ウ:ディスク使用率
    ディスク容量の利用状況を示します。容量不足の予測や、増強の判断に使えるため適切です。
  • エ:平均故障間隔
    故障から次の故障までの平均時間を示す信頼性の指標です。キャパシティ管理の主な監視項目とは異なります。

よくある誤解

  • 「管理」と名の付く項目なら、どれもキャパシティ管理の対象だと思う
    重要なのは、サービスを支える資源の容量や性能に関係するかどうかです。
  • 稼働状況を示す指標なら、すべてキャパシティ管理の指標だと思う
    平均故障間隔のような信頼性の指標と、容量・性能の指標は区別しましょう。
  • ディスク使用率はストレージ管理だけの項目だと思う
    ストレージ管理で扱う指標でも、容量の不足を把握する目的でキャパシティ管理に利用されます。

補足コラム

キャパシティ管理では、ディスク使用率だけでなく、CPU使用率、メモリ使用量、ネットワーク帯域の使用状況なども確認します。現在の利用状況を監視するだけでなく、利用量の増加傾向から将来の需要を予測することも大切です。

FAQ

Q. ディスク使用率が高いと、すぐにディスクを増設するのですか?
A. 必ずしもそうではありません。データの整理や保存期間の見直しなどで対応できる場合もあります。使用量の推移や将来の需要を踏まえて判断します。
Q. 平均故障間隔は何を評価する指標ですか?
A. システムや機器の信頼性を評価する指標です。一般に、値が大きいほど故障間隔が長いことを示します。

関連キーワード: キャパシティ管理、ディスク使用率、資源監視、平均故障間隔、インシデント管理
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