ITサービスマネージャ 2023年 午前2 問17
問題文
JIS Q 22301:2020が要求事項を規定している対象はどれか。
選択肢
ア:ITサービスマネジメントシステム
イ:個人情報保護マネジメントシステム
ウ:事業継続マネジメントシステム(正解)
エ:情報セキュリティマネジメントシステム
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事業継続マネジメントシステム【午前2解説】
正解の理由
JIS Q 22301:2020は、**事業継続マネジメントシステム(BCMS)**の要求事項を規定した規格です。組織が事業を中断させる事態に備え、対応し、事業を継続・復旧するための仕組みを構築・運用することを扱います。
したがって、正しいのはウです。
解法ステップ
- 規格番号「JIS Q 22301」を確認します。
- 「22301」は、事業継続マネジメントシステム(BCMS)に関する規格だと判断します。
- 選択肢の中から、BCMSに該当するウを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
ア:ITサービスマネジメントシステム
ITサービスの設計・提供・改善などを扱う分野です。代表的な規格はJIS Q 20000シリーズです。 -
イ:個人情報保護マネジメントシステム
個人情報を適切に取り扱うための仕組みです。国内の代表的な規格はJIS Q 15001です。 -
ウ:事業継続マネジメントシステム
JIS Q 22301が要求事項を規定している対象です。 -
エ:情報セキュリティマネジメントシステム
情報資産を保護するための仕組みです。代表的な規格はJIS Q 27001です。
よくある誤解
-
事業継続計画(BCP)とBCMSを同じものと考える
BCPは事業を継続・復旧するための計画です。BCMSは、計画の作成だけでなく、運用や見直しを含む管理の仕組み全体です。 -
「マネジメントシステム」という言葉だけで選ぶ
どの対象を管理する規格なのかを、規格番号と結び付けて覚えることが大切です。 -
ITサービスの停止対策だからITサービスマネジメントだと考える
ITサービスに限らず、組織全体の事業継続を扱う場合はBCMSが対象です。
補足コラム
事業継続マネジメントでは、災害やシステム障害などによる事業の中断を想定し、影響の分析、対応策の準備、訓練、見直しなどを行います。目的は、緊急時にも重要な製品やサービスを継続し、または早期に復旧できるようにすることです。
FAQ
Q. BCPを作成すれば、BCMSの要求を満たしたことになりますか?
A. BCPの作成は重要な要素ですが、それだけでは十分ではありません。計画を実行できる体制や訓練、評価、改善なども必要です。
A. BCPの作成は重要な要素ですが、それだけでは十分ではありません。計画を実行できる体制や訓練、評価、改善なども必要です。
Q. JIS Q 22301は、自然災害への備えだけを対象にしていますか?
A. いいえ。災害に限らず、事業の中断につながるさまざまな事象への備えを扱います。
A. いいえ。災害に限らず、事業の中断につながるさまざまな事象への備えを扱います。
関連キーワード: JIS Q 22301、事業継続マネジメントシステム、BCMS、事業継続計画、BCP

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