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ネットワークスペシャリスト 2017年 午前209


問題文

SMTPに関する記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

SMTPサーバは、SMTPクライアントのHELOコマンドに対して利用できる拡張機能の一覧を応答する。
宛先のメールアドレスが複数ある場合は、SMTPの一つのRCPTコマンドにまとめて指定する。
差出人のメールアドレスは、SMTPのDATAコマンドに指定する。
迷惑メールの防止のために、メールクライアントからの電子メール送信とメールサーバ間での電子メール転送とで、異なるポート番号を利用できる。

SMTPに関する記述のうち、適切なものはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:SMTPの拡張機能はEHLOコマンドで問い合わせ、HELOでは不可であるため、アは誤りです。
  • 根拠:SMTPの宛先指定はRCPTコマンドを複数回使い、1回のRCPTで複数指定はできません。
  • 差がつくポイント:差出人アドレスはMAIL FROMコマンドで指定し、DATAコマンドは本文送信開始の合図です。
  • ポート番号は送信と転送で異なる場合があり、メールクライアント送信は通常587番、サーバ間転送は25番が使われます。

正解の理由

エ: 迷惑メール防止の観点から、メールクライアントからメールサーバへの送信は認証付きのポート587を使い、メールサーバ間の転送はポート25を使うことが一般的であり、異なるポート番号を利用できるため適切です。

よくある誤解

HELOコマンドで拡張機能を問い合わせられると誤解しやすいですが、正しくはEHLOコマンドです。
RCPTコマンドは1回につき1つの宛先指定であり、複数まとめて指定できません。

解法ステップ

  1. SMTPの基本コマンドの役割を理解する(HELO/EHLO, MAIL FROM, RCPT TO, DATA)。
  2. 拡張機能問い合わせはEHLOコマンドで行うことを確認する。
  3. 宛先指定はRCPTコマンドを複数回使うことを覚える。
  4. 差出人指定はMAIL FROMコマンドで行い、DATAは本文送信開始の合図であることを押さえる。
  5. メール送信と転送で使うポート番号の違いを理解する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: HELOコマンドは拡張機能の問い合わせに使わず、EHLOコマンドが正しい。
  • イ: RCPTコマンドは1回につき1つの宛先指定であり、複数まとめて指定できない。
  • ウ: 差出人アドレスはMAIL FROMコマンドで指定し、DATAコマンドはメール本文の送信開始を示す。
  • エ: 迷惑メール防止のために、メールクライアントからの電子メール送信とメールサーバ間での電子メール転送とで、異なるポート番号を利用できる。

補足コラム

SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)は電子メール送信の標準プロトコルで、拡張機能はEHLOコマンドで問い合わせます。
メール送信時のポート番号は、クライアントからサーバへの送信は587番(サブミッションポート)、サーバ間転送は25番が一般的です。これにより認証や迷惑メール対策が強化されています。

FAQ

Q: HELOとEHLOの違いは何ですか?
A: HELOはSMTPの基本挨拶コマンドで、EHLOは拡張機能を問い合わせるためのコマンドです。
Q: なぜRCPTコマンドは複数回使うのですか?
A: SMTPでは宛先ごとにRCPTコマンドを送信し、複数宛先は複数回のRCPTコマンドで指定します。

関連キーワード: SMTP, メール送信、ポート番号、HELO, EHLO, RCPT, MAIL FROM, DATA, 迷惑メール対策
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