プロジェクトマネージャ 2010年 午前2 問22
問題文
システムの非機能要件はどれか。
選択肢
ア:システム化を実現する業務の範囲
イ:システムの情報(データ)の流れ
ウ:システムの操作性、サービス時間(正解)
エ:他システムとのインタフェース
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非機能要件【午前2解説】
正解の理由
非機能要件とは、システムが何をするかではなく、システムをどのように使えるか、どのような品質で提供するかを定める要件です。
操作性は使いやすさに関する品質であり、サービス時間はシステムを利用できる時間に関する条件です。どちらもシステムの機能そのものではなく、利用のしやすさや提供条件を定めているため、ウが正解です。
解法ステップ
- 選択肢が「システムの機能や処理内容」を示しているか、「品質や運用条件」を示しているかを見分けます。
- 業務範囲、データの流れ、他システムとのインタフェースは、システムが実現する処理や連携の内容に関係します。
- 操作性やサービス時間は、システムの使いやすさや利用条件に関係するため、非機能要件と判断します。
選択肢別の誤答解説
-
ア:システム化を実現する業務の範囲
どの業務をシステム化するかという対象範囲です。システムが担う業務や処理内容を定めるものであり、非機能要件ではありません。 -
イ:システムの情報(データ)の流れ
システムで扱うデータや、その入力・処理・出力の流れに関する内容です。システムが何を処理するかを表すため、機能要件に関係します。 -
ウ:システムの操作性、サービス時間
操作性は使いやすさ、サービス時間は利用可能な時間に関する条件です。いずれもシステムの品質や運用条件を定める非機能要件です。 -
エ:他システムとのインタフェース
他システムとどのように情報を連携するかに関する内容です。システムが提供・実行する機能や連携の仕様に関係します。
よくある誤解
-
「システムに関する要件はすべて非機能要件」と考えてしまう
要件の対象がシステムでも、処理内容や連携内容を定めるものは機能要件に分類されます。 -
「サービス時間」を処理機能の一つと考えてしまう
サービス時間は、システムをいつ利用できるかという運用上の条件です。 -
「操作性」を画面機能の有無だけで判断してしまう
画面の機能そのものではなく、操作の分かりやすさや使いやすさを評価する場合は非機能要件です。
補足コラム
要件は、大きく機能要件と非機能要件に分けて考えると整理しやすくなります。
- 機能要件:システムが実行する処理や、利用者に提供する機能
- 非機能要件:性能、可用性、操作性、セキュリティ、運用条件など、機能以外の品質や制約
「何をするか」は機能要件、「どのような品質・条件で実現するか」は非機能要件、と区別するのが基本です。
FAQ
Q. 操作性は、画面の機能を決める要件ではありませんか?
A. 画面にどの機能を設けるかは機能要件に関係します。一方、画面の分かりやすさや操作のしやすさは、非機能要件として扱われます。
A. 画面にどの機能を設けるかは機能要件に関係します。一方、画面の分かりやすさや操作のしやすさは、非機能要件として扱われます。
Q. サービス時間は、可用性と関係しますか?
A. 関係します。利用可能な時間帯や稼働率などは、システムをどの程度利用できるかに関わる非機能要件です。
A. 関係します。利用可能な時間帯や稼働率などは、システムをどの程度利用できるかに関わる非機能要件です。
関連キーワード: 機能要件、非機能要件、操作性、可用性、サービス時間

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