プロジェクトマネージャ 2012年 午前2 問17
問題文
開発ライフサイクルモデルとして、ウォータフォールモデル、進化的モデル、スパイラルモデルの三つを考える。ソフトウェア保守は、どのモデルを採用したときに必要か。
選択肢
ア:ウォータフォールモデルだけ
イ:ウォータフォールモデルと進化的モデルだけ
ウ:ウォータフォールモデルとスパイラルモデルだけ
エ:ウォータフォールモデル、進化的モデル、スパイラルモデルの全て(正解)
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ソフトウェア保守の必要性【午前2解説】
正解の理由
ソフトウェア保守とは、ソフトウェアをリリースした後に、障害の修正、環境の変化への対応、機能の改善などを行うことです。
保守が必要かどうかは、開発ライフサイクルモデルの種類ではなく、ソフトウェアをリリースして利用し続けるかどうかで決まります。ウォータフォールモデル、進化的モデル、スパイラルモデルのいずれで開発した場合も、リリース後に保守が必要になるため、エが正解です。
解法ステップ
- 問われているのは、各開発モデルの進め方ではなく、ソフトウェア保守が必要となるモデルの範囲です。
- 保守は、ソフトウェアのリリース後に行う活動だと確認します。
- どのモデルで開発しても、リリース後に障害や利用環境の変化が生じる可能性があります。
- よって、三つすべてのモデルで保守が必要です。
選択肢別の誤答解説
-
ア:ウォータフォールモデルだけ
ウォータフォールモデルでも保守は必要ですが、ほかのモデルで保守が不要になるわけではありません。 -
イ:ウォータフォールモデルと進化的モデルだけ
進化的モデルで開発したソフトウェアも、リリース後に障害修正や環境変化への対応が必要です。スパイラルモデルも同様です。 -
ウ:ウォータフォールモデルとスパイラルモデルだけ
スパイラルモデルでも保守は必要ですが、進化的モデルを除外する理由はありません。 -
エ:三つすべて
どのモデルもソフトウェアを開発・リリースするため、リリース後の保守が必要です。
よくある誤解
-
進化的モデルなら保守は不要だと思う
開発中に段階的な改良を行うことと、リリース後に保守を行うことは別です。 -
スパイラルモデルはリスクを管理するので、保守も不要だと思う
リスク管理は開発上のリスクを扱うもので、リリース後の障害や環境変化をなくすものではありません。 -
ウォータフォールモデルだけが保守を前提とすると考える
保守の必要性は、開発モデルの種類にかかわらず発生します。
補足コラム
保守には、障害を直す「是正保守」、OSや業務環境の変化に対応する「適応保守」、機能や性能を改善する「完全化保守」などがあります。これらは、ソフトウェアをリリースした後に行う代表的な活動です。
FAQ
Q. 開発中に何度も改良する進化的モデルでも、リリース後の保守が必要ですか?
A. 必要です。開発中の改良だけでは、リリース後に見つかった障害や、その後の環境変化には対応できないためです。
A. 必要です。開発中の改良だけでは、リリース後に見つかった障害や、その後の環境変化には対応できないためです。
Q. 保守は、障害が起きた場合だけに行うものですか?
A. いいえ。障害修正だけでなく、利用環境への適応や、機能・性能の改善も保守に含まれます。
A. いいえ。障害修正だけでなく、利用環境への適応や、機能・性能の改善も保守に含まれます。
関連キーワード: ソフトウェア保守、ライフサイクルモデル、ウォータフォールモデル、進化的モデル、スパイラルモデル、是正保守、適応保守、完全化保守

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