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プロジェクトマネージャ 2021年 午前2 問23


問題文

暗号技術のうち、共通鍵暗号方式はどれか。

選択肢

ア:AES(正解)
イ:ElGamal暗号
ウ:RSA
エ:楕円曲線暗号

🔒 解説は解答すると表示されます

共通鍵暗号方式【午前2解説】

正解の理由

共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に同じ秘密鍵を使う方式です。アのAESは、代表的な共通鍵暗号方式です。
共通鍵暗号は処理が高速で、大量のデータを暗号化する用途に適しています。一方、通信相手に鍵を安全に渡す方法が課題になります。

解法ステップ

  1. 選択肢の暗号方式を、共通鍵暗号と公開鍵暗号に分類します。
  2. AESは共通鍵暗号方式です。
  3. ElGamal暗号、RSA、楕円曲線暗号は、公開鍵暗号に分類されます。
  4. したがって、共通鍵暗号方式に該当するのはアです。

選択肢別の誤答解説

  • ア AES
    共通鍵暗号方式です。暗号化と復号に同じ鍵を使います。
  • イ ElGamal暗号
    公開鍵暗号方式です。公開鍵と秘密鍵の組を使います。
  • ウ RSA
    公開鍵暗号方式です。公開鍵と秘密鍵を使い、暗号化や電子署名などに利用されます。
  • エ 楕円曲線暗号
    楕円曲線を利用する公開鍵暗号の技術です。鍵交換や電子署名などに使われます。

よくある誤解

  • 「暗号化に使う鍵が1種類なら、鍵を1個しか使わない」と考えること
    共通鍵暗号では、通信相手同士が同じ秘密鍵を共有して使います。
  • 「AESもRSAも暗号方式なので、同じ分類」と考えること
    暗号方式という点は共通ですが、AESは共通鍵方式、RSAは公開鍵方式です。
  • 「公開鍵暗号は、公開鍵だけで復号もできる」と考えること
    公開鍵暗号では、用途に応じて公開鍵と秘密鍵を使い分けます。秘密鍵は第三者に知られてはいけません。

補足コラム

共通鍵暗号は高速ですが、鍵を安全に共有することが課題です。公開鍵暗号は鍵の受け渡しに役立ちますが、共通鍵暗号より処理に時間がかかる傾向があります。
そのため、実際の通信では、公開鍵暗号を使って共通鍵を安全に共有し、その後のデータ通信をAESなどの共通鍵暗号で行う方式がよく使われます。

FAQ

Q. AESの鍵を相手に渡すとき、なぜ注意が必要なのですか?
A. 共通鍵が第三者に知られると、その鍵で暗号化されたデータを復号されるおそれがあるためです。安全な鍵共有が必要です。
Q. RSAとAESの主な違いは何ですか?
A. AESは暗号化と復号に同じ鍵を使う共通鍵暗号方式です。RSAは公開鍵と秘密鍵を使う公開鍵暗号方式です。

関連キーワード: 共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式、AES、RSA、ElGamal暗号、楕円曲線暗号、秘密鍵
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