プロジェクトマネージャ 2022年 午前2 問06
問題文
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、対象群“資源”に属するプロセスである“資源の管理”の目的はどれか。
選択肢
ア:活動リストの活動ごとに必要な資源を決定する。
イ:継続的にプロジェクトチーム構成員のパフォーマンス及び相互関係を改善する。
ウ:チームのパフォーマンスを最大限に引き上げ、フィードバックを提供し、課題を解決し、コミュニケーションを促し、変更を調整して、プロジェクトの成功を達成する。
エ:プロジェクトの要求事項を満たすように、プロジェクト作業の実施に必要な資源を確保し、必要な方法で配分する。(正解)
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資源の管理【午前2解説】
正解の理由
「資源の管理」は、プロジェクトの要求事項を満たすために、プロジェクト作業に必要な資源を確保し、適切に配分するプロセスです。
したがって、資源の確保と配分を述べているエが適切です。ここでいう資源には、人員だけでなく、設備や材料など、プロジェクト作業に必要なものが含まれます。
解法ステップ
- 問われているプロセスが「資源の管理」であることを確認します。
- 選択肢の動詞に注目します。
- 資源を「決定する」
- チームを「改善する」
- チームを「管理する」
- 資源を「確保し、配分する」
- 「資源の管理」の目的に当たる、確保と配分を述べたエを選びます。
選択肢別の誤答解説
- ア:活動ごとに必要な資源を決める内容です。資源を確保・配分する「資源の管理」ではなく、必要資源の見積りに当たります。
- イ:チーム構成員のパフォーマンスや相互関係を改善する内容です。プロジェクトチームの育成に関する説明です。
- ウ:フィードバックや課題解決、コミュニケーション促進などを通じてチームを運営する内容です。プロジェクトチームの管理に関する説明です。
- エ:要求事項を満たすために、作業に必要な資源を確保して配分する内容です。「資源の管理」の目的に合致します。
よくある誤解
- 「必要な資源を決めること」と「資源を確保・配分すること」を同じプロセスだと考えてしまいます。前者は必要資源の見積り、後者は資源の管理です。
- 「資源」を人員だけだと考えてしまいます。プロジェクトによっては、設備や材料なども資源に含まれます。
- チームのパフォーマンス改善を、資源全体の管理と混同してしまいます。チームの育成・運営と、資源の確保・配分は区別して覚えましょう。
補足コラム
選択肢では、目的を表す動詞に注目すると判別しやすくなります。「決定する」は見積り、「改善する」はチームの育成、「課題を解決する・コミュニケーションを促す」はチームの管理、「確保し、配分する」は資源の管理と整理できます。
FAQ
Q. 資源の管理では、資源の必要量も決めますか?
A. 資源の必要量を見積もることと、資源を確保・配分することは関連しますが、問題では別のプロセスとして区別されています。
A. 資源の必要量を見積もることと、資源を確保・配分することは関連しますが、問題では別のプロセスとして区別されています。
Q. チームメンバーは資源に含まれますか?
A. はい。プロジェクトに必要な人員も資源の一つです。ただし、チームの能力や相互関係を改善する活動は、資源の確保・配分とは異なる観点です。
A. はい。プロジェクトに必要な人員も資源の一つです。ただし、チームの能力や相互関係を改善する活動は、資源の確保・配分とは異なる観点です。
関連キーワード: JIS Q 21500、資源の管理、資源の見積り、プロジェクトチームの育成、プロジェクトチームの管理

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