プロジェクトマネージャ 2024年 午前2 問02
問題文
プロジェクトマネジメントで使用する責任分担マトリックス(RAM)の一つに、RACIチャートがある。RACIチャートで示す四つの“役割又は責任”の組みのうち、適切なものはどれか。
選択肢
ア:実行責任、情報提供、説明責任、相談対応(正解)
イ:実行責任、情報提供、説明責任、リスク管理
ウ:実行責任、情報提供、相談対応、リスク管理
エ:実行責任、説明責任、相談対応、リスク管理
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RACIチャート【午前2解説】
正解の理由
RACIチャートは、作業や成果物ごとに関係者の役割を整理する責任分担マトリックスです。四つの役割は、次の頭文字で表されます。
- R(Responsible):実行責任。作業を実際に行う人
- A(Accountable):説明責任。作業の結果に最終的な責任をもつ人
- C(Consulted):相談対応。作業に関して相談を受け、助言する人
- I(Informed):情報提供。作業の進捗や結果について報告を受ける人
この四つをすべて含む選択肢はアです。したがって、RACIチャートで示す役割の組合せとして適切です。
解法ステップ
- 「RACI」の各文字が示す役割を思い出します。
- 実行責任、説明責任、相談対応、情報提供の四つがそろっている選択肢を探します。
- 四つすべてを含むアを選びます。
選択肢別の誤答解説
- ア:実行責任、情報提供、説明責任、相談対応の四つが含まれており、正しい組合せです。
- イ:相談対応(C)の代わりにリスク管理が含まれています。リスク管理はRACIの役割ではありません。
- ウ:説明責任(A)の代わりにリスク管理が含まれています。
- エ:情報提供(I)の代わりにリスク管理が含まれています。
よくある誤解
- RとAを同じ役割だと考える:Rは作業を実行する役割、Aは結果に最終的な責任をもつ役割です。担当者が同じ場合もありますが、意味は異なります。
- Iを「情報を提供する人」と解釈する:I(Informed)は、作業の情報を受け取る人を指します。
- リスク管理もRACIの一つだと考える:リスク管理はプロジェクトマネジメント上の活動であり、RACIの四つの役割には含まれません。
補足コラム
RACIチャートでは、作業ごとに誰が実行し、誰が最終責任を負い、誰に相談し、誰へ報告するかを明確にします。特に、最終責任をもつAが曖昧だと、承認や意思決定の担当者が分からなくなるため、役割の割当てを明確にすることが重要です。
FAQ
Q. 一つの作業にRが複数人いてもよいですか?
A. 複数人が実行を担当することはあります。ただし、誰が作業を進めるのかが曖昧にならないよう、役割を具体的に定めます。
A. 複数人が実行を担当することはあります。ただし、誰が作業を進めるのかが曖昧にならないよう、役割を具体的に定めます。
Q. CとIの違いは何ですか?
A. Cは作業の前後に相談を受け、意見や助言を伝える人です。Iは相談への回答ではなく、進捗や結果の報告を受ける人です。
A. Cは作業の前後に相談を受け、意見や助言を伝える人です。Iは相談への回答ではなく、進捗や結果の報告を受ける人です。
関連キーワード: RACI、責任分担マトリックス、RAM、Responsible、Accountable، Consulted、Informed

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