登録販売者 2019年 奈良・関西広域連合・福井 問68
問題文
筋組織に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
顕微鏡で観察すると横縞模様が見える( a )は、随意筋である。一方、( b )神経系に支配されている( c )は、血管壁や膀胱等に分布する意識的にコントロールできない筋で、比較的弱い力で持続的に収縮する特徴がある。
選択肢
1:骨格筋、自律、平滑筋(正解)
2:骨格筋、体性、心筋
3:平滑筋、自律、心筋
4:心筋、体性、骨格筋
5:心筋、自律、平滑筋
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筋組織の分類【登録販売者解説】
正解の理由
骨格筋は横縞模様が見える随意筋、平滑筋は自律神経に支配される不随意筋です。
1は、(a)骨格筋・(b)自律・(c)平滑筋の組合せです。いずれも正しく、設問の説明に合います。根拠は第2章「人体の働きと医薬品」の筋組織です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」では、骨格筋・平滑筋・心筋の形や働き、神経による支配の違いが説明されています。
1は、(a)骨格筋・(b)自律・(c)平滑筋の組合せです。いずれも正しく、設問の説明に合います。根拠は第2章「人体の働きと医薬品」の筋組織です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」では、骨格筋・平滑筋・心筋の形や働き、神経による支配の違いが説明されています。
解法ステップ
- 「横縞模様が見える」「随意筋」という手がかりから、(a)には骨格筋を選びます。
- 血管壁や膀胱(ぼうこう)に分布し、意識的に動かせない筋は平滑筋です。
- 平滑筋は自律神経系に支配されるため、(b)は自律、(c)は平滑筋と判断します。
選択肢別の誤答解説
-
(a)骨格筋
骨格筋は横縞模様が見える筋で、自分の意識どおりに動かせる随意筋です。したがって、(a)を骨格筋とする1と2はこの部分が合っています。平滑筋とする3、心筋とする4・5は誤りです。 -
(b)自律
平滑筋や心筋など、意識的にコントロールできない筋は自律神経系に支配されます。(b)を自律とする1・3・5は合っています。体性とする2・4は誤りです。体性神経系が支配するのは、随意筋である骨格筋です。 -
(c)平滑筋
平滑筋は血管壁や膀胱などに分布し、比較的弱い力で持続的に収縮します。(c)を平滑筋とする1・5は合っています。心筋とする2・3、骨格筋とする4は誤りです。
各選択肢の組合せを確認すると、2は(b)体性・(c)心筋、3は(a)平滑筋・(c)心筋、4は(a)心筋・(b)体性・(c)骨格筋が誤りです。5は(a)心筋が誤りで、(b)自律・(c)平滑筋は合っています。
よくある誤解
- 「横縞模様が見える筋は骨格筋だけ」と考える
心筋にも横縞模様があります。心筋は横縞模様があっても、意識的に動かせない不随意筋です。 - 「血管壁にある筋は、意識して動かす」と考える
血管壁の平滑筋は自律神経系に支配され、意識的にはコントロールできません。 - 体性神経系と自律神経系を入れ替える
骨格筋は体性神経系、平滑筋や心筋は自律神経系に支配されます。
補足コラム
骨格筋は収縮力が強い一方、疲労しやすく、長時間の動作は難しいとされています。対して平滑筋は、比較的弱い力で持続的に収縮するのが特徴です。筋の「強さ」と「持続性」も見分ける手がかりになります。
FAQ
心筋は横縞模様があるのに、なぜ骨格筋とは別の筋なのですか?
横縞模様の有無だけでなく、意識的に動かせるか、どこに分布するか、どの神経系に支配されるかも含めて分類するためです。心筋は心臓壁にあり、不随意筋で、自律神経系に支配されます。
横縞模様の有無だけでなく、意識的に動かせるか、どこに分布するか、どの神経系に支配されるかも含めて分類するためです。心筋は心臓壁にあり、不随意筋で、自律神経系に支配されます。
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