戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2020年 中国・四国 問14


問題文

一般用医薬品の役割として、誤っているものはどれか。

選択肢

1:重度な疾病の治療(正解)
2:生活の質(QOL)の改善・向上
3:健康状態の自己検査
4:健康の維持・増進

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一般用医薬品の役割【登録販売者解説】

正解の理由

一般用医薬品は、軽度な疾病の症状改善や健康の維持・増進などを担いますが、重度な疾病の治療を目的とするものではありません。
したがって、誤っているのは1です。1は誤りで、2〜4は正しい内容です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章の「一般用医薬品の役割」です。

解法ステップ

  1. 選択肢の「重度な疾病の治療」に注目します。一般用医薬品が主に担うのは、医療機関で治療を受けるほどではない体調の不調や、疾病の初期段階への対応です。
  2. 「生活の質(QOL)の改善・向上」「健康状態の自己検査」「健康の維持・増進」は、手引きに挙げられている役割と照らし合わせます。
  3. 役割の範囲から外れる1を選びます。

選択肢別の誤答解説

  • 1 重度な疾病の治療:誤りです。一般用医薬品の役割には、重度な疾病を治療することは含まれません。一般用医薬品は、生活者が自ら使用するもので、医療機関での治療を受けるほどではない体調の不調や疾病の初期段階などを想定しています。
  • 2 生活の質(QOL)の改善・向上:正しいです。QOLとは、生活の質のことです。一般用医薬品の役割の一つとして挙げられています。
  • 3 健康状態の自己検査:正しいです。一般用医薬品の役割に含まれます。一般用検査薬は、健康状態を把握し、疾病の早期発見や受診につなげるために用いられます。
  • 4 健康の維持・増進:正しいです。健康を保ち、よりよい状態にすることも、一般用医薬品の役割の一つです。

よくある誤解

  • 「治療」とあれば、病気の重さにかかわらず一般用医薬品の役割だと思い込むことがあります。手引きが示すのは、主に軽度な疾病に伴う症状の改善です。
  • 「健康状態の自己検査」は検査薬の働きであり、一般用医薬品の役割とは別だと考えるのは誤りです。手引きでは、役割の一つに挙げられています。
  • 一般用医薬品が病気の予防に使われることから、重い病気の治療にも使えると考えるのは誤りです。予防や治療の対象を混同しないようにしましょう。

補足コラム

手引きに挙げられている一般用医薬品の役割には、軽度な疾病に伴う症状の改善のほか、生活習慣病などに伴う症状の発現予防、生活の質の改善・向上、健康状態の自己検査、健康の維持・増進、その他保健衛生があります。
健康状態の自己検査は、病気を確定診断するためではなく、健康状態を把握し、必要な対応や受診につなげることを目的としています。

FAQ

一般用医薬品は、疾病の予防にも使われますか?
はい。生活習慣病などに伴う症状の発現予防も役割に含まれます。ただし、科学的・合理的に効果が期待できるものに限られます。
一般用医薬品は、医療機関での治療の代わりになりますか?
重度な疾病の治療を担うものではありません。一般用医薬品だけで対応するのではなく、適切な情報提供のもとで使うことが大切です。

関連キーワード: 一般用医薬品の役割、生活の質(QOL)、健康状態の自己検査、セルフメディケーション
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