戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2020年 中国・四国 問51


問題文

医薬品の陳列に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 要指導医薬品は、薬局等構造設備規則(昭和36年厚生省令第2号)に規定する要指導医薬品陳列区画の内部の陳列設備、かぎをかけた陳列設備又は要指導医薬品を購入しようとする者等が直接手の触れられない陳列設備に陳列しなければならない。 b 一般用医薬品を販売し、又は授与しない時間は、一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所を閉鎖しなければならない。 c 第一類医薬品は、薬局等構造設備規則(昭和36年厚生省令第2号)に規定する「情報提供を行うための設備」から7メートル以内の範囲に陳列しなければならない。 d 第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品を混在しないように陳列しなければならない。

選択肢

1:a:正、b:正、c:誤、d:正(正解)
2:a:正、b:誤、c:正、d:誤
3:a:正、b:正、c:正、d:正
4:a:誤、b:誤、c:正、d:正
5:a:誤、b:正、c:誤、d:正

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医薬品の陳列区分【登録販売者解説】

正解の理由

要指導医薬品は専用区画などに陳列し、第一類医薬品を陳列する場合は、情報提供を行うための設備を第一類医薬品陳列区画の内部または近接する場所に設けます。7メートル以内という基準は指定第二類医薬品に関するものです。
正しい組合せは1です。a・b・dは正しく、cは誤りです。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第4章「薬事関係法規・制度」の医薬品の陳列に関する規定です。

解法ステップ

  1. aでは、要指導医薬品の陳列方法として「要指導医薬品陳列区画」「かぎをかけた設備」「直接手の触れられない設備」が挙がっているかを確認します。
  2. bでは、販売・授与しない時間に閉鎖する対象が「一般用医薬品を通常陳列し、又は交付する場所」かを見ます。
  3. cでは「7メートル以内」と「第一類医薬品」の組合せに注目します。7メートル以内の基準は指定第二類医薬品についてのものです。
  4. dでは、第一類・第二類・第三類を混在させないという区分ごとの陳列規定を確認します。

選択肢別の誤答解説

  • a 正しい
    要指導医薬品は、要指導医薬品陳列区画の内部にある陳列設備に陳列します。ただし、かぎをかけた設備や、購入しようとする人などが直接手を触れられない設備に陳列する方法も認められています。
  • b 正しい
    一般用医薬品を販売・授与しない時間は、通常陳列または交付する場所を閉鎖しなければなりません。
  • c 誤り
    ×「第一類医薬品」→ ○「指定第二類医薬品」
    7メートル以内という基準は、指定第二類医薬品を陳列する設備と、情報提供を行うための設備との距離に関するものです。第一類医薬品の場合は、情報提供を行うための設備を第一類医薬品陳列区画の内部または近接する場所に設けます。
  • d 正しい
    第一類・第二類・第三類医薬品は、区分ごとに陳列し、混在させてはいけません。
組合せを確認すると、a・b・dを正、cを誤とするのは1です。ほかの組合せは次の記述が異なります。
  • 2:b・dを誤、cを正としており、いずれも正しい正誤と異なります。
  • 3:cを正としており、正しい正誤と異なります。
  • 4:a・bを誤、cを正としており、正しい正誤と異なります。
  • 5:aを誤としており、正しい正誤と異なります。

よくある誤解

  • 「7メートル以内」を第一類医薬品の規定だと思う
    この距離基準は指定第二類医薬品についてのものです。第一類医薬品は「陳列区画の内部または近接する場所」と覚えます。
  • 要指導医薬品の陳列方法を一つに限定する
    専用区画の内部に陳列する方法のほか、かぎをかける方法や、直接手が触れられない設備を使う方法もあります。
  • 医薬品を販売しない時間の閉鎖対象を取り違える
    一般用医薬品を通常陳列・交付する場所を閉鎖する規定と、要指導医薬品や第一類医薬品の陳列区画を閉鎖する規定は、対象を分けて確認しましょう。

補足コラム

指定第二類医薬品は、情報提供を行うための設備から7メートル以内に陳列するのが原則です。ただし、かぎをかけた設備に陳列する場合などには例外があります。距離の数字だけでなく、「どの医薬品の規定か」もセットで覚えると、第一類医薬品との混同を防げます。

FAQ

Q. 第一類医薬品と指定第二類医薬品では、情報提供設備との位置関係をどう区別しますか?
A. 第一類医薬品では、情報提供設備を第一類医薬品陳列区画の「内部または近接する場所」に設けます。指定第二類医薬品では、情報提供設備から「7メートル以内」の範囲に陳列するのが基本です。
Q. 要指導医薬品と一般用医薬品は、同じ場所に混ぜて陳列できますか?
A. できません。要指導医薬品と一般用医薬品も、混在しないように陳列します。

関連キーワード: 要指導医薬品、第一類医薬品、指定第二類医薬品、陳列区画、情報提供設備
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