登録販売者 2020年 中国・四国 問91
問題文
眼科用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a コンタクトレンズ装着液は、配合成分としてあらかじめ定められた範囲内の成分のみを含む等の基準に当てはまる製品については、医薬部外品として認められている。
b 一度に何滴も点眼しても効果が増すことはなく、副作用を起こしやすくなることもない。
c ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤などの配合成分がレンズに吸着されて、角膜に障害を引き起こす原因となるおそれがあるため、装着したままの点眼は避けることとされている製品が多い。
選択肢
1:a:正、b:誤、c:正(正解)
2:a:誤、b:正、c:誤
3:a:正、b:正、c:正
4:a:正、b:誤、c:誤
5:a:誤、b:正、c:正
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眼科用薬の点眼とコンタクトレンズ【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:コンタクトレンズ装着液の一部は医薬部外品ですが、点眼のしすぎは副作用につながり、ソフトコンタクトレンズ装着中の点眼を避ける製品も多いです。
正しい組合せは1です。aは正、bは誤、cは正です。根拠は、手引き第3章「主な医薬品とその作用」の眼科用薬に関する項目です。正式名称は「試験問題の作成に関する手引き」です。
解法ステップ
- aは「定められた範囲内の成分のみを含む等の基準」と「医薬部外品として認められている」が結びついているかを確認します。
- bは、「効果が増すことはない」と「副作用を起こしやすくなることもない」を分けて読みます。後半の断定に注目します。
- cは、ソフトコンタクトレンズが水分を含みやすく、防腐剤などがレンズに吸着されるという説明が合っているかを見ます。
- a正・b誤・c正の組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
- a:正しいです。 コンタクトレンズ装着液は、あらかじめ定められた範囲内の成分のみを含むなどの基準に当てはまる製品について、医薬部外品として認められています。aを誤りとする選択肢2・5は、この点が違います。
- b:誤りです。 一度に何滴も点眼しても、効果が増すわけではありません。一方、「副作用を起こしやすくなることもない」という部分は誤りです。点眼しすぎると、副作用を起こしやすくなることがあります。bを正しいとする選択肢2・3・5は、この点が違います。
- c:正しいです。 ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤(薬液の品質を保つために加えられる成分)などがレンズに吸着され、角膜(かくまく)に障害を起こす原因となるおそれがあります。そのため、レンズを装着したままの点眼を避けるよう記載された製品が多いです。cを誤りとする選択肢2・4は、この点が違います。
よくある誤解
- bのように、文の前半が正しくても、後半まで正しいとは限りません。「副作用を起こしやすくなることもない」という否定表現を見落とさないようにします。
- ソフトコンタクトレンズでは、すべての点眼薬が装着したまま使えるわけではありません。「製品が多い」という表現にも注目しましょう。
補足コラム
コンタクトレンズを装着したまま点眼できるかは、ソフトかハードかだけで決まるのではありません。添付文書に使用可能と記載されていない場合は、装着したまま点眼しないこととされています。防腐剤を含まない1回使い切りタイプには、ソフトコンタクトレンズを装着したまま使用できる製品もあります。
FAQ
コンタクトレンズ装着液が医薬部外品なら、装着中の点眼にも使えますか?
医薬部外品かどうかと、レンズを装着したまま使えるかどうかは別の確認事項です。使用方法は、製品の表示を確認します。
医薬部外品かどうかと、レンズを装着したまま使えるかどうかは別の確認事項です。使用方法は、製品の表示を確認します。
関連キーワード: 眼科用薬、コンタクトレンズ装着液、医薬部外品、点眼薬、防腐剤、角膜

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