戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2021年 奈良・関西広域連合・福井 問32


問題文

口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)の一般的な注意事項に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a トローチ剤は、有効成分が口腔内や咽頭部に行き渡るよう、噛み砕いて飲み込むのがよい。 b 口腔内に噴射して使用する外用液剤では、息を吸いながら噴射することが望ましい。 c 用時希釈して使用する含嗽薬は、調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られない。 d 一般用医薬品の口腔咽喉薬は、局所的な作用を目的とする医薬品であり、全身的な影響を生じることはない。

選択肢

1:a:正、b:正、c:誤、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:誤、d:誤
4:a:誤、b:誤、c:正、d:正
5:a:誤、b:誤、c:正、d:誤(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

口腔咽喉薬・含嗽薬(がんそうやく)の注意【登録販売者解説】

正解の理由

トローチは噛まずに溶かし、噴射薬は息を吸いながら使わず、希釈薬は濃度を適切に調製します。
5が正しい組合せです。aは誤、bは誤、cは正、dは誤です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(平成30年3月)』第3章「主な医薬品とその作用」の「口腔咽喉薬・含嗽薬に関する一般的な注意事項」です。

解法ステップ

  1. aの「噛み砕いて飲み込む」に注目します。トローチの使い方を問う記述です。
  2. bの「息を吸いながら」は、噴射式の液剤の使い方として適切かを確認します。
  3. cの「濃すぎても薄すぎても」は、用時希釈する含嗽薬の濃度についての記述です。
  4. dの「全身的な影響を生じることはない」は、影響を完全に否定する断定です。成分の吸収について確認します。

選択肢別の誤答解説

記述a

× 噛み砕いて飲み込む → ○ 口中に含み、噛まずにゆっくり溶かす
トローチ剤は、有効成分が口腔内や咽頭(いんとう)部に行き渡るよう、口の中でゆっくり溶かして使います。噛み砕いて飲み込むと、効果は期待できません。

記述b

× 息を吸いながら噴射する → ○ 軽く息を吐いたり、声を出したりしながら噴射する
息を吸いながら噴射すると、薬液が気管支や肺に入るおそれがあります。そのため、息を吸いながら使うのは望ましくありません。

記述c

用時希釈する含嗽薬は、調製した濃度が濃すぎても薄すぎても効果が十分得られません。記述のとおりです。水で薄めたり溶かしたりするときは、濃度が適切になるように調製します。

記述d

× 全身的な影響を生じることはない → ○ 全身的な影響を生じることがある
口腔咽喉薬・含嗽薬は局所的な作用を目的としますが、成分の一部が口腔や咽頭の粘膜(ねんまく)から吸収され、全身に影響することがあります。「局所作用が目的」だからといって、全身への影響がないとは限りません。

選択肢の組合せ

  • 1:a・b・cの正誤が異なります。aとbは誤、cは正です。
  • 2:a・b・c・dのすべての正誤が異なります。
  • 3:a・cの正誤が異なります。aは誤、cは正です。
  • 4:dの正誤が異なります。dは誤です。
  • 5:aは誤、bは誤、cは正、dは誤で、正しい組合せです。

よくある誤解

  • 「噛み砕いて飲み込む」:一般の錠剤の飲み方と、口の中で作用させるトローチの使い方を混同しないようにします。
  • 「局所的な作用を目的とする」=「全身への影響はない」:目的と、成分が吸収された後に起こりうる影響は別です。
  • 「濃いほど効く」:含嗽薬は濃すぎても薄すぎても、効果が十分得られません。

補足コラム

含嗽薬は、薬液を口に含み、顔を上向きにして咽頭の奥まで行き渡るようにうがいをしてから吐き出します。使用後すぐに食事をすると、殺菌消毒効果が薄れやすくなります。

FAQ

Q. 含嗽薬は、口に含んだ薬液を飲み込んでもよいですか?
A. うがいに用いる薬液は、うがいをして吐き出します。製品ごとの使用方法を確認してください。
Q. 口腔内にただれがあると、なぜ注意が必要ですか?
A. 刺激感が現れやすくなるほか、成分が循環血流中に移行して全身的な影響が生じやすくなることがあるためです。

関連キーワード: トローチ剤、噴射式の液剤、含嗽薬、局所作用、全身的な影響
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について