戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2021年 奈良・関西広域連合・福井 問68


問題文

骨組織に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
骨は生きた組織であり、骨吸収と骨( a )とが互いに密接な連絡を保ちながら進行し、繰り返されることで骨の新陳代謝が行われる。骨組織を構成する無機質は、主に炭酸カルシウムや( b )カルシウム等の石灰質からなる。

選択肢

1:代謝、乳酸
2:破壊、乳酸
3:形成、リン酸(正解)
4:形成、乳酸
5:破壊、リン酸

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骨の新陳代謝【登録販売者解説】

正解の理由

骨吸収と骨形成が繰り返され、骨の新陳代謝が行われます。骨の無機質は、主に炭酸カルシウムやリン酸カルシウムからなります。
正しい組合せは3です。(a)は「形成」、(b)は「リン酸」が入ります。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第2章「人体の働きと医薬品」の骨格系です。

解法ステップ

  1. 「骨吸収」と対になる語を確認します。骨吸収は骨が壊されることなので、対になるのは「骨形成」です。
  2. 骨組織の無機質の例を確認します。炭酸カルシウムと並ぶのは「リン酸カルシウム」です。
  3. 2つの語句が一致する組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • (a)骨吸収(こつきゅうしゅう)と骨形成(こつけいせい)は、骨の破壊と修復を表します。問題文の(a)は「形成」です。「代謝」では、骨吸収と対になる変化を示せません。「破壊」も骨吸収と同じ側の働きであり、対になる語ではありません。
  • (b)骨組織を構成する無機質には、炭酸カルシウムやリン酸カルシウムなどがあります。「乳酸カルシウム」ではありません。
各選択肢の組合せを見ると、1は(a)「代謝」と(b)「乳酸」が異なります。2は(a)「破壊」と(b)「乳酸」が異なります。4は(a)「形成」は合っていますが、(b)「乳酸」が異なります。5は(b)「リン酸」は合っていますが、(a)「破壊」が異なります。両方が合うのは3です。

よくある誤解

  • 「骨吸収」と「骨形成」を、どちらも骨の変化を表す語として混同しがちです。骨吸収は骨が壊されること、骨形成は骨が作られることです。
  • 「乳酸カルシウム」もカルシウムを含む物質ですが、この問題で問われている骨の無機質の例は「リン酸カルシウム」です。似た語を見ただけで選ばないようにしましょう。

補足コラム

骨の無機質は骨に硬さを与え、有機質(タンパク質や多糖体)は骨の強さやしなやかさを保ちます。骨吸収と骨形成のバランスが保たれることで、一定の骨密度が保たれます。

FAQ

骨吸収とは、骨がなくなることですか?
骨の一部が分解される働きです。骨は一度作られたら変化しないのではなく、骨吸収と骨形成を繰り返しています。

関連キーワード: 骨吸収、骨形成、リン酸カルシウム、骨密度、骨の新陳代謝
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