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応用情報技術者 2010年 春期 午前256


問題文

データの追加・変更・削除が、少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍にした。このとき、データベースのバックアップ又は復旧に関する記述のうち、適切なものはどれか。

選択肢

ジャーナル情報からの復旧処理時間が平均して約2倍になる。(正解)
フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約2倍になる。
フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約半分になる。
フルバックアップ取得の平均実行時間が約2倍になる。

データベースのフルバックアップ間隔変更による影響【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:フルバックアップの間隔を2倍にすると、ジャーナルからの復旧処理時間が約2倍になる。
  • 根拠:フルバックアップ間隔が長くなると、その間の更新分を記録したジャーナルの量が増え、復旧時の処理が増加するため。
  • 差がつくポイント:バックアップの種類と復旧方法の関係を理解し、フルバックアップとジャーナルの役割を正確に把握すること。

正解の理由

ア: ジャーナル情報からの復旧処理時間が平均して約2倍になる。が正解です。フルバックアップの取得間隔を2倍にすると、フルバックアップとフルバックアップの間に発生する更新データ(ジャーナル)の量が増加します。復旧時には最新のフルバックアップに加え、その間のジャーナルを適用してデータを最新状態に戻すため、ジャーナルの適用時間が増え、復旧処理時間が約2倍になります。

よくある誤解

フルバックアップの間隔を長くすると、バックアップ容量や時間が単純に2倍になると考えがちですが、実際は復旧処理時間に大きな影響があります。

解法ステップ

  1. フルバックアップの役割とジャーナルの役割を確認する。
  2. フルバックアップ間隔を2倍にすると、ジャーナルの量が増えることを理解する。
  3. 復旧時は最新フルバックアップ+ジャーナル適用が必要であることを思い出す。
  4. ジャーナル適用時間が増えるため復旧処理時間が増加することを導く。
  5. 選択肢の中で復旧処理時間の増加を示すものを選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • イ: フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量は変わらず、間隔が長くなるだけで1回の容量は増えません。
  • ウ: フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が半分になることはありません。間隔が長くなるとむしろ増える可能性があります。
  • エ: フルバックアップ取得の平均実行時間は、バックアップ対象データ量に依存し、間隔を長くしても1回あたりの時間は変わりません。

補足コラム

バックアップにはフルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップがあります。フルバックアップは全データを保存し、復旧時の基準となります。ジャーナル(トランザクションログ)は更新履歴を記録し、障害時の復旧に利用されます。フルバックアップ間隔を長くするとジャーナルの量が増え、復旧時間が延びるため、適切な間隔設定が重要です。

FAQ

Q: フルバックアップの間隔を短くするとどうなりますか?
A: ジャーナルの量が減り、復旧処理時間が短縮されますが、バックアップ回数が増え、運用コストが上がります。
Q: ジャーナルとは何ですか?
A: データベースの更新履歴を記録するログで、障害発生時に最新状態に復旧するために使われます。

関連キーワード: フルバックアップ、ジャーナル、復旧処理時間、バックアップ間隔、データベース復旧
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