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応用情報技術者 2010年 春期 午前264


問題文

情報戦略の投資対効果を評価するとき、利益額を分子に、投資額を分母にして算出するものはどれか。

選択肢

EVA
IRR
NPV
ROI(正解)

情報戦略の投資対効果を評価するとき、利益額を分子に、投資額を分母にして算出するものはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:利益額を分子、投資額を分母にして算出する指標はROI(投資利益率)です。
  • 根拠:ROIは投資に対する利益の割合を示し、単純かつ直感的に投資効果を評価できます。
  • 差がつくポイント:NPVやIRRは将来キャッシュフローの現在価値を考慮し、EVAは経済的付加価値を測るため、ROIとは計算方法と目的が異なります。

正解の理由

ROI(Return on Investment)は「利益額 ÷ 投資額」で計算され、投資に対してどれだけの利益が得られたかを示す指標です。問題文の「利益額を分子に、投資額を分母にして算出する」という条件に完全に合致します。
一方、EVAは純利益から資本コストを差し引いた経済的付加価値、IRRは投資の収益率を内部収益率で評価、NPVは将来のキャッシュフローの現在価値合計を示すため、計算式や評価方法が異なります。

よくある誤解

ROIは単純な利益率の指標であり、将来のキャッシュフローや資本コストを考慮しないため、長期的な投資評価には不十分と誤解されがちです。

解法ステップ

  1. 問題文の条件「利益額を分子、投資額を分母」に注目する。
  2. 各選択肢の計算方法を確認する。
  3. ROIは「利益 ÷ 投資額」であることを思い出す。
  4. 他の指標は異なる計算式や評価方法であるため除外する。
  5. ROI(エ)が条件に合致するため正解と判断する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: EVAは「経済的付加価値」で、利益から資本コストを差し引いた値であり、単純な利益÷投資額ではない。
  • イ: IRRは内部収益率で、将来のキャッシュフローの割引率を求める指標であり、単純な利益÷投資額ではない。
  • ウ: NPVは将来キャッシュフローの現在価値の合計であり、利益÷投資額の計算ではない。
  • エ: ROIは利益額を分子、投資額を分母にして算出する指標であり、問題文の条件に合致する。

補足コラム

ROIは短期的な投資効果を簡単に評価できるため、経営判断の初期段階でよく用いられます。しかし、投資の期間や資本コストを考慮しないため、長期的な投資評価にはNPVやIRRの活用が推奨されます。EVAは企業価値向上の観点から経済的付加価値を測る指標として注目されています。

FAQ

Q: ROIはどのような場面で使うのが適切ですか?
A: 短期的な投資効果の比較や、複数の投資案の利益率を簡単に比較したい場合に適しています。
Q: NPVとROIの違いは何ですか?
A: NPVは将来のキャッシュフローを割引率で現在価値に換算し、投資の価値を評価します。ROIは単純に利益÷投資額で計算し、割引や期間を考慮しません。

関連キーワード: ROI, EVA, IRR, NPV, 投資対効果、投資評価、経済的付加価値、内部収益率、正味現在価値
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