応用情報技術者 2013年 秋期 午前2 問75
問題文
横軸にロットの不良率、縦軸にロットの合格率をとり、抜取検査でのロットの品質とその合格率との関係を表したものはどれか。
選択肢
ア:OC 曲線(正解)
イ:バスタブ曲線
ウ:ポアソン分布
エ:ワイブル分布
抜取検査におけるロットの品質と合格率の関係図【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:抜取検査でロットの不良率と合格率の関係を示すのはOC曲線である。
- 根拠:OC曲線はOperating Characteristic曲線の略で、検査の合格率を不良率の関数として表現する。
- 差がつくポイント:バスタブ曲線やポアソン分布は信頼性解析や確率分布であり、抜取検査の合格率を示す図ではない点を理解すること。
正解の理由
OC曲線は抜取検査において、ロットの不良率(不良品の割合)を横軸に、ロットが合格と判定される確率(合格率)を縦軸にとったグラフです。この曲線により、検査の厳しさや誤判定のリスクを視覚的に把握できます。したがって、問題文の条件に最も適合するのはア: OC曲線です。
よくある誤解
バスタブ曲線は製品の故障率の時間変化を示すもので、抜取検査の合格率とは無関係です。ポアソン分布やワイブル分布は確率分布の一種であり、検査の合格率を直接表すものではありません。
解法ステップ
- 問題文の「ロットの不良率」と「合格率」の関係を示す図を探す。
- 選択肢の用語の意味を確認する。
- OC曲線が抜取検査の合格率を示すことを理解する。
- 他の選択肢が品質検査の合格率を示さないことを確認する。
- 最も適切なOC曲線を選択する。
選択肢別の誤答解説
- イ: バスタブ曲線
故障率の時間変化を示す曲線であり、抜取検査の合格率とは無関係です。 - ウ: ポアソン分布
イベントの発生回数の確率分布で、合格率の関係図ではありません。 - エ: ワイブル分布
故障時間の分布モデルであり、抜取検査の合格率を示す図ではありません。
補足コラム
OC曲線は品質管理において非常に重要なツールで、検査計画の妥当性評価に使われます。曲線の形状から、誤受入れ率(不良品を含むロットが合格する確率)や誤棄却率(良品ロットが不合格になる確率)を読み取れます。これにより、検査の厳しさやリスクを調整可能です。
FAQ
Q: OC曲線はどのように作成されますか?
A: 抜取検査のサンプルサイズや合格基準を設定し、ロットの不良率ごとに合格率を計算してプロットします。
A: 抜取検査のサンプルサイズや合格基準を設定し、ロットの不良率ごとに合格率を計算してプロットします。
Q: バスタブ曲線はどの分野で使われますか?
A: 製品の故障率の時間変化を示し、信頼性工学や保守計画で利用されます。
A: 製品の故障率の時間変化を示し、信頼性工学や保守計画で利用されます。
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