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応用情報技術者 2015年 春期 午前235


問題文

IPネットワークのプロトコルのうち、OSI基本参照モデルのネットワーク層に属するものはどれか。

選択肢

HTTP
ICMP(正解)
SMTP
UDP

IPネットワークのプロトコルのうち、OSI基本参照モデルのネットワーク層に属するものはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:ICMPはOSI基本参照モデルのネットワーク層に属し、ネットワークの制御や診断に使われます。
  • 根拠:ネットワーク層はIPアドレスを扱い、パケットのルーティングや制御を担うため、ICMPはこの層のプロトコルです。
  • 差がつくポイント:HTTPやSMTPはアプリケーション層、UDPはトランスポート層に分類されるため、ネットワーク層の理解が重要です。

正解の理由

イ: ICMPは、ネットワーク層で動作し、IPパケットのエラーメッセージや診断情報を送るためのプロトコルです。IPと密接に連携し、ルーティングの問題検出や通信状態の確認に使われます。HTTPやSMTPはアプリケーション層、UDPはトランスポート層のプロトコルであり、ネットワーク層には属しません。

よくある誤解

HTTPやSMTPはよく使われるプロトコルなのでネットワーク層と誤認されがちですが、これらはアプリケーション層のプロトコルです。UDPはトランスポート層であり、ネットワーク層とは役割が異なります。

解法ステップ

  1. OSI基本参照モデルの7層を理解する(物理層からアプリケーション層まで)。
  2. 各プロトコルの役割と対応する層を確認する。
  3. 問題の選択肢を層ごとに分類する。
  4. ネットワーク層に属するプロトコルを選ぶ。
  5. ICMPがネットワーク層であることを確認し、正解とする。

選択肢別の誤答解説

  • ア: HTTPはアプリケーション層のプロトコルで、Web通信に使われます。
  • イ: ICMPはネットワーク層のプロトコルで、正解です。
  • ウ: SMTPはメール送信のアプリケーション層プロトコルです。
  • エ: UDPはトランスポート層のプロトコルで、信頼性の低い通信を提供します。

補足コラム

ICMPは「Internet Control Message Protocol」の略で、ネットワークの障害検出や経路の確認(例:pingコマンド)に使われます。ネットワーク層はIPアドレスを基にパケットの経路制御を行うため、ICMPは重要な役割を担っています。

FAQ

Q: ICMPはどのような場面で使われますか?
A: ネットワークの障害検出や通信経路の確認に使われ、pingやtracerouteコマンドで利用されます。
Q: UDPとICMPはどちらもIPの上位層ですが、違いは何ですか?
A: UDPはトランスポート層でアプリケーション間の通信を担い、ICMPはネットワーク層でネットワークの制御や診断を行います。

関連キーワード: OSI基本参照モデル、ネットワーク層、ICMP, プロトコル、ping, ルーティング、IPネットワーク
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