応用情報技術者 2015年 春期 午前2 問52
問題文
PMBOKによれば、“アクティビティ定義”プロセスで実施するものはどれか。
選択肢
ア:作業順序、所要期間、必要な資源などから実施スケジュールを作成する。
イ:作業を階層的に要素分解してワークパッケージを定義する。
ウ:プロジェクトで実施する作業の相互関係を特定して文書化する。
エ:プロジェクトの成果物を生成するために実施すべき具体的な作業を特定する。(正解)
PMBOKによれば、“アクティビティ定義”プロセスで実施するものはどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:アクティビティ定義プロセスでは、プロジェクト成果物を作るための具体的な作業を特定します。
- 根拠:PMBOKでは、アクティビティ定義はスケジュール作成の基礎となる作業分解の一段階であり、具体的な作業単位を明確にすることが目的です。
- 差がつくポイント:作業の階層的分解(WBS作成)と作業の順序付けやスケジュール作成は別プロセスである点を正確に理解することが重要です。
正解の理由
選択肢エは「プロジェクトの成果物を生成するために実施すべき具体的な作業を特定する」とあり、これはアクティビティ定義プロセスの本質を表しています。PMBOKでは、WBSで定義されたワークパッケージをさらに細分化し、具体的な作業(アクティビティ)を明確にする段階がアクティビティ定義です。これにより、スケジュール作成や資源計画の基盤が整います。
よくある誤解
アクティビティ定義とWBS作成を混同し、作業の階層的分解をアクティビティ定義と誤認することがあります。また、作業順序やスケジュール作成は別のプロセスであるため、これらをアクティビティ定義に含めない点も注意が必要です。
解法ステップ
- PMBOKのプロジェクトスケジュールマネジメントのプロセス群を確認する。
- WBS作成は「スコープ定義」や「WBS作成」プロセスであることを理解する。
- アクティビティ定義はWBSのワークパッケージを具体的な作業単位に分解することと認識する。
- 選択肢の内容をプロセスの役割に照らし合わせて正誤を判断する。
- 作業順序やスケジュール作成は「アクティビティ順序設定」や「スケジュール作成」プロセスであるため除外する。
選択肢別の誤答解説
- ア:作業順序や所要期間、資源からスケジュールを作成するのは「スケジュール作成」プロセスであり、アクティビティ定義ではありません。
- イ:作業を階層的に分解してワークパッケージを定義するのは「WBS作成」プロセスの役割で、アクティビティ定義とは異なります。
- ウ:作業の相互関係を特定し文書化するのは「アクティビティ順序設定」プロセスに該当します。
- エ:具体的な作業を特定することがアクティビティ定義の目的であり、正解です。
補足コラム
PMBOKのスケジュールマネジメントは複数のプロセスに分かれており、スコープの分解(WBS作成)、アクティビティの定義、順序設定、資源見積もり、期間見積もり、スケジュール作成と段階的に進みます。これらのプロセスを正しく理解することで、プロジェクト計画の精度が向上します。
FAQ
Q: アクティビティ定義とWBS作成の違いは何ですか?
A: WBS作成は成果物を階層的に分解しワークパッケージを定義する段階で、アクティビティ定義はそのワークパッケージをさらに具体的な作業単位に分解する段階です。
A: WBS作成は成果物を階層的に分解しワークパッケージを定義する段階で、アクティビティ定義はそのワークパッケージをさらに具体的な作業単位に分解する段階です。
Q: 作業順序の設定はどのプロセスで行いますか?
A: 作業順序の設定は「アクティビティ順序設定」プロセスで行い、アクティビティ定義とは別の段階です。
A: 作業順序の設定は「アクティビティ順序設定」プロセスで行い、アクティビティ定義とは別の段階です。
関連キーワード: PMBOK, アクティビティ定義、WBS, プロジェクトスケジュール、作業分解、スケジュール作成

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