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応用情報技術者 2016年 春期 午前234


問題文

ルータを冗長化するために用いられるプロトコルはどれか。

選択肢

PPP
RARP
SNMP
VRRP(正解)

ルータを冗長化するために用いられるプロトコルはどれか【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:ルータの冗長化にはVRRPが用いられ、複数のルータ間で仮想IPを共有し可用性を高めます。
  • 根拠:VRRPはルータのフェイルオーバーを実現し、障害時に自動的にバックアップルータへ切り替わる仕組みを持っています。
  • 差がつくポイント:PPPやRARP、SNMPはそれぞれ通信確立、アドレス解決、管理用プロトコルであり、冗長化の役割は持ちません。

正解の理由

エのVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)は、複数のルータが仮想ルータとして動作し、プライマリルータが故障した際にバックアップルータが自動的に引き継ぐことでネットワークの冗長性を確保します。これにより、ルータの単一障害点を排除し、通信の継続性を保証します。

よくある誤解

PPPはポイントツーポイント接続のためのプロトコルであり、冗長化とは無関係です。RARPはMACアドレスからIPアドレスを取得する古いプロトコルで、現在はほとんど使われません。

解法ステップ

  1. 問題文の「ルータの冗長化」に注目する。
  2. 各選択肢のプロトコルの役割を思い出す。
  3. 冗長化に関連するプロトコルはVRRPであることを確認する。
  4. 他の選択肢は冗長化とは異なる用途であることを理解する。
  5. 正解はエのVRRPと判断する。

選択肢別の誤答解説

  • ア: PPPはポイントツーポイント接続のためのプロトコルで、冗長化機能はありません。
  • イ: RARPはMACアドレスからIPアドレスを取得するプロトコルで、冗長化とは無関係です。
  • ウ: SNMPはネットワーク管理用のプロトコルであり、ルータの冗長化には使いません。
  • エ: VRRPはルータの冗長化を実現するためのプロトコルで正解です。

補足コラム

VRRPはRFC 5798で規定されており、複数のルータが仮想IPアドレスを共有してプライマリルータがダウンした場合に自動的にバックアップルータが引き継ぎます。これによりネットワークの可用性が向上し、サービス停止を防ぎます。類似のプロトコルにHSRP(Cisco独自)があります。

FAQ

Q: VRRPはどの層のプロトコルですか?
A: VRRPはネットワーク層(第3層)で動作し、IPルーティングの冗長化を実現します。
Q: PPPとVRRPはどのように違いますか?
A: PPPは2点間の通信確立用プロトコルで、VRRPは複数ルータ間の冗長化用プロトコルです。

関連キーワード: VRRP, ルータ冗長化、フェイルオーバー、ネットワーク可用性、冗長化プロトコル
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