応用情報技術者 2017年 春期 午前2 問56
問題文
新システムの開発を計画している。提案された 4 案の中で、TCO (総所有費用)が最小のものはどれか。ここで、このシステムは開発後、3年間使用されるものとする。

選択肢
ア:A案
イ:B案
ウ:C案(正解)
エ:D案
新システムの開発におけるTCO(総所有費用)最小案の選択【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:3年間のTCOが最も低いのはウ(C案)である。
- 根拠:初期費用と3年間の運用費用を合計し、総コストを比較した結果、C案が最も安価となる。
- 差がつくポイント:年間費用の積み上げと初期費用のバランスを正確に計算し、合計金額で比較することが重要である。
正解の理由
C案はハードウェア導入費用とシステム開発費用がやや高いものの、年間のネットワーク通信費用や保守費用、運用費用が他案より低く抑えられているため、3年間の合計費用が最も少なくなる。これにより、TCOの観点から最適な選択肢となる。
よくある誤解
初期費用だけを見て判断しがちですが、TCOは初期費用と運用費用の合計で評価するため、年間費用を見落とすと誤った結論に至ります。
解法ステップ
- 各案の初期費用(ハードウェア導入費用+システム開発費用+導入教育費用)を合計する。
- 各案の年間費用(ネットワーク通信費用+保守費用+システム運用費用)を合計し、3年間分を計算する。
- 初期費用と3年間の年間費用合計を足し合わせて、各案のTCOを算出する。
- TCOが最も低い案を選択する。
選択肢別の誤答解説
- ア(A案):初期費用は安いが年間費用が高く、3年分を加算すると総額が大きくなる。
- イ(B案):システム開発費用が高く、年間費用も中程度で、総合的にコストがかかる。
- ウ(C案):初期費用はやや高いが年間費用が低いため、3年合計で最も安価。正解。
- エ(D案):初期費用と年間費用のバランスは良いが、C案より総コストが高い。
補足コラム
TCO(Total Cost of Ownership)は単に購入価格だけでなく、運用・保守・通信費用などのライフサイクル全体のコストを考慮する指標です。システム導入時には初期費用と運用費用の両方を見積もり、長期的なコスト削減を目指すことが重要です。
FAQ
Q: TCOを計算する際に注意すべきポイントは?
A: 初期費用だけでなく、運用期間中の年間費用を正確に見積もり、合計で比較することが重要です。
A: 初期費用だけでなく、運用期間中の年間費用を正確に見積もり、合計で比較することが重要です。
Q: なぜ3年間の使用期間で計算するのですか?
A: 問題文で指定された使用期間に基づき、実際の運用コストを反映させるためです。
A: 問題文で指定された使用期間に基づき、実際の運用コストを反映させるためです。
関連キーワード: TCO, 総所有費用、システム開発費用、運用費用、保守費用、ネットワーク通信費用、コスト比較

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