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応用情報技術者 2017年 春期 午前260


問題文

識別コード及びパスワードによるアクセスコントロール機能を情報システムに組み込むことによって、コントロールが可能なリスクはどれか。

選択肢

通信上のデータの盗聴
データの入力エラー
ハードウェアの物理的な破壊
ファイル、データ内容の改ざん(正解)

識別コード及びパスワードによるアクセスコントロール機能のリスク管理【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:識別コードとパスワードによるアクセスコントロールは、ファイルやデータ内容の改ざんリスクを防止できます。
  • 根拠:アクセスコントロールは認証と権限管理を通じて不正アクセスを防ぎ、改ざんを抑止する仕組みです。
  • 差がつくポイント:通信盗聴や物理破壊はアクセス制御外のリスクであり、入力エラーは人的ミスでアクセス制御では防げません。

正解の理由

識別コードとパスワードは利用者の本人確認を行い、許可されたユーザーだけがシステムやデータにアクセスできるようにします。これにより、権限のない第三者によるファイルやデータの不正な改ざんを防止できるため、正解は「エ:ファイル、データ内容の改ざん」です。

よくある誤解

アクセスコントロールは通信の盗聴や物理破壊を防ぐものと誤解されがちですが、これらは暗号化や物理的対策が必要な別のリスクです。

解法ステップ

  1. 問題文の「識別コード及びパスワードによるアクセスコントロール機能」に注目する。
  2. アクセスコントロールの目的は「認証と権限管理」であることを思い出す。
  3. 選択肢のリスクをアクセスコントロールで防げるかどうかで分類する。
  4. 通信盗聴は暗号化、入力エラーは人的ミス、物理破壊は物理的対策が必要と判断。
  5. ファイルやデータの改ざんは不正アクセスによるためアクセスコントロールで防止可能と結論づける。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 通信上のデータの盗聴
    → アクセスコントロールでは防げず、暗号化技術が必要です。
  • イ: データの入力エラー
    → ユーザーの操作ミスであり、アクセス制御では防止できません。
  • ウ: ハードウェアの物理的な破壊
    → 物理的なセキュリティ対策が必要で、アクセス制御の範囲外です。
  • エ: ファイル、データ内容の改ざん
    → 不正アクセスを防ぐアクセスコントロールの典型的な効果です。

補足コラム

アクセスコントロールは「認証(誰かを確認)」と「認可(何ができるかを決定)」の2段階で構成されます。パスワードは認証の代表例であり、これにより権限のないユーザーのアクセスを遮断し、改ざんリスクを低減します。

FAQ

Q: アクセスコントロールは通信の盗聴も防げますか?
A: いいえ。通信の盗聴は暗号化技術で防ぐ必要があります。アクセスコントロールは認証と権限管理に特化しています。
Q: 入力エラーはアクセスコントロールで防げますか?
A: いいえ。入力エラーはユーザーの操作ミスであり、アクセス制御では防止できません。

関連キーワード: アクセスコントロール、認証、パスワード、データ改ざん、セキュリティリスク
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