応用情報技術者 2017年 春期 午前2 問61
問題文
情報戦略の投資効果を評価するとき、利益額を分子に、投資額を分母にして算出するものはどれか。
選択肢
ア:EVA
イ:IRR
ウ:NPV
エ:ROI(正解)
情報戦略の投資効果評価指標【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:利益額を分子、投資額を分母にして算出する指標はROI(投資利益率)です。
- 根拠:ROIは投資に対してどれだけ利益が得られたかを割合で示し、投資効率を直感的に把握できます。
- 差がつくポイント:EVAやNPV、IRRはキャッシュフローや割引率を考慮するため、ROIとは計算方法と目的が異なります。
正解の理由
ROI(Return on Investment)は「利益額 ÷ 投資額」で計算され、投資に対する利益の割合を示します。
この指標は投資効率を簡単に評価できるため、情報戦略の投資効果を測る際に用いられます。
他の選択肢は以下の通りです。
この指標は投資効率を簡単に評価できるため、情報戦略の投資効果を測る際に用いられます。
他の選択肢は以下の通りです。
- EVAは経済的付加価値で、純利益から資本コストを差し引いた値。
- IRRは内部収益率で、投資の収益性を割引率で評価。
- NPVは正味現在価値で、将来のキャッシュフローを現在価値に割り引いた合計。
これらは利益額と投資額の単純な比率ではありません。
よくある誤解
ROIは単純な利益率であり、将来のキャッシュフローや資本コストを考慮しないため、長期的な投資評価には不十分とされることがあります。
解法ステップ
- 問題文の「利益額を分子、投資額を分母」との条件を確認する。
- 各選択肢の指標の計算式を思い出す。
- ROIが「利益 ÷ 投資額」であることを確認。
- 他の指標は割引率や資本コストを含むため除外。
- ROI(エ)を正解と判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア: EVAは純利益から資本コストを差し引いた経済的付加価値で、単純な利益÷投資額ではない。
- イ: IRRは投資の収益率を割引率で求める指標で、利益額÷投資額の計算ではない。
- ウ: NPVは将来のキャッシュフローを現在価値に割り引いた合計で、単純な比率ではない。
- エ: ROIは利益額を投資額で割った単純な投資利益率であり、問題文の条件に合致する。
補足コラム
ROIは短期的な投資効果を評価する際に便利ですが、資本コストやリスクを考慮しないため、長期的な投資判断にはNPVやIRRの活用が推奨されます。EVAは企業価値向上の観点から経済的付加価値を評価する指標です。
FAQ
Q: ROIはどのような場面で使うのが適切ですか?
A: 短期的な投資効率の比較や、複数案件の利益率を簡単に把握したい場合に適しています。
A: 短期的な投資効率の比較や、複数案件の利益率を簡単に把握したい場合に適しています。
Q: NPVとROIの違いは何ですか?
A: NPVは将来のキャッシュフローを割引率で現在価値に換算し、投資の価値を評価します。ROIは単純に利益÷投資額の割合を示します。
A: NPVは将来のキャッシュフローを割引率で現在価値に換算し、投資の価値を評価します。ROIは単純に利益÷投資額の割合を示します。
関連キーワード: ROI, EVA, IRR, NPV, 投資効果評価、投資利益率、経済的付加価値、内部収益率、正味現在価値

\ せっかくなら /
応用情報技術者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

