応用情報技術者 2018年 春期 午前2 問77
問題文
損益計算資料から求められる損益分岐点売上高は、何百万円か。

選択肢
ア:225
イ:300
ウ:450(正解)
エ:480
損益計算資料から求められる損益分岐点売上高は何百万円か【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:損益分岐点売上高は450百万円である。
- 根拠:損益分岐点売上高は固定費÷限界利益率で求められ、固定費は製造固定費+販売固定費の合計180百万円、限界利益率は総利益÷売上高=100/500=0.2である。
- 差がつくポイント:変動費と固定費の区別、限界利益率の計算、固定費の合計を正確に把握することが重要である。
正解の理由
損益分岐点売上高は「固定費÷限界利益率」で計算します。
- 固定費は製造固定費100百万円+販売固定費80百万円=180百万円。
- 限界利益は売上高500百万円-変動費(材料費200百万円+外注費100百万円)=200百万円。
- 限界利益率は200百万円÷500百万円=0.4。
したがって、損益分岐点売上高=180百万円÷0.4=450百万円。
よって、ウが正解です。
よくある誤解
変動費と固定費を混同し、固定費を過小評価するケースが多いです。限界利益率を総利益÷売上高で誤ることもあります。
解法ステップ
- 変動費を合計する(材料費+外注費=300百万円)。
- 限界利益を計算する(売上高-変動費=500-300=200百万円)。
- 限界利益率を求める(限界利益÷売上高=200÷500=0.4)。
- 固定費を合計する(製造固定費+販売固定費=100+80=180百万円)。
- 損益分岐点売上高を計算する(固定費÷限界利益率=180÷0.4=450百万円)。
選択肢別の誤答解説
- ア(225百万円):限界利益率を0.8と誤認し、固定費を半分に見積もった可能性。
- イ(300百万円):限界利益率を0.6と誤認し、固定費を正しく計算できていない。
- ウ(450百万円):正解。正しい計算に基づく。
- エ(480百万円):売上高の一部や固定費を過大評価した誤り。
補足コラム
損益分岐点分析は経営判断に不可欠な手法で、固定費と変動費の区別が重要です。限界利益率は売上高に対する変動費控除後の利益率であり、利益計画や価格設定の基礎となります。
FAQ
Q: 損益分岐点売上高を求める際、なぜ固定費を合計するのですか?
A: 損益分岐点は利益がゼロとなる売上高であり、固定費をすべてカバーする必要があるため、製造・販売両方の固定費を合計します。
A: 損益分岐点は利益がゼロとなる売上高であり、固定費をすべてカバーする必要があるため、製造・販売両方の固定費を合計します。
Q: 限界利益率と総利益率は同じですか?
A: 限界利益率は売上高から変動費を差し引いた利益率で、総利益率は売上高から売上原価を差し引いた利益率です。問題文の変動費が材料費+外注費であるため、限界利益率は変動費控除後の利益率です。
A: 限界利益率は売上高から変動費を差し引いた利益率で、総利益率は売上高から売上原価を差し引いた利益率です。問題文の変動費が材料費+外注費であるため、限界利益率は変動費控除後の利益率です。
関連キーワード: 損益分岐点、限界利益率、固定費、変動費、損益計算書、経営分析

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