応用情報技術者 2019年 秋期 午前2 問24
問題文
ユーザインタフェースのユーザビリティを評価するときの、利用者の立場からの評価手法と専門家の立場からの評価手法の適切な組みはどれか。利用者の立場からの評価手法 専門家の立場からの評価手法

選択肢
ア:
イ:
ウ:(正解)
エ:
ユーザインタフェースのユーザビリティ評価手法の組み合わせ【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:利用者の立場からは「思考発話法」、専門家の立場からは「ヒューリスティック評価法」が適切な評価手法です。
- 根拠:思考発話法は利用者が操作中に思考を口に出すことで実際の利用感を把握し、ヒューリスティック評価法は専門家が経験則に基づき問題点を指摘します。
- 差がつくポイント:利用者評価は実際の操作感を重視し、専門家評価は経験と知識による効率的な問題発見に重点がある点を理解しましょう。
正解の理由
利用者の立場からの評価手法として「思考発話法」は、利用者が操作しながら自分の考えや感じたことを言語化するため、実際の使用感や問題点を詳細に把握できます。一方、専門家の立場からの評価手法である「ヒューリスティック評価法」は、専門家がユーザインタフェースの設計原則(ヒューリスティックス)に基づいて問題点を効率的に発見する方法です。これらの手法はそれぞれの立場に最も適した評価方法であるため、選択肢ウが正解です。
よくある誤解
アンケートは利用者の意見を集める手法ですが、操作中の具体的な問題点把握には不向きです。回顧法は利用後の振り返りであり、リアルタイムの思考発話法とは異なります。
解法ステップ
- 利用者の立場からの評価手法の特徴を確認する(例:操作中の思考を言語化するか)。
- 専門家の立場からの評価手法の特徴を確認する(例:経験則に基づく評価か)。
- 各選択肢の組み合わせがこれらの特徴に合致しているかを比較する。
- 利用者評価は「思考発話法」、専門家評価は「ヒューリスティック評価法」が最も適切と判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア:アンケートは利用者の意見収集に使うが、操作中の詳細な思考は得られず、回顧法は専門家評価ではなく利用者の振り返り手法。
- イ:回顧法は利用者の振り返り手法であり、専門家の思考発話法は存在しないため不適切。
- ウ:正解。利用者の思考発話法と専門家のヒューリスティック評価法の組み合わせが適切。
- エ:認知的ウォークスルー法は専門家が行う評価手法であり、利用者の立場からの評価手法としては誤り。
補足コラム
- 思考発話法はユーザビリティテストでよく用いられ、利用者が操作しながら感じたことを言語化することで問題点を発見します。
- ヒューリスティック評価法は専門家が10のユーザビリティ原則(ニールセンのヒューリスティックスなど)に基づき評価し、効率的に問題を抽出します。
- 回顧法は利用者が操作後に振り返って意見を述べる手法で、リアルタイムの思考発話法とは異なります。
FAQ
Q: 思考発話法はどのような場面で有効ですか?
A: 利用者が実際に操作しながら感じた問題点や混乱をリアルタイムで把握したい場合に有効です。
A: 利用者が実際に操作しながら感じた問題点や混乱をリアルタイムで把握したい場合に有効です。
Q: ヒューリスティック評価法のメリットは何ですか?
A: 専門家が短時間で多くの問題点を発見でき、コストや時間を抑えられる点がメリットです。
A: 専門家が短時間で多くの問題点を発見でき、コストや時間を抑えられる点がメリットです。
Q: 回顧法と比較して思考発話法の利点は?
A: 思考発話法は操作中のリアルタイムな思考を取得できるため、問題の原因をより正確に特定できます。
A: 思考発話法は操作中のリアルタイムな思考を取得できるため、問題の原因をより正確に特定できます。
関連キーワード: ユーザビリティ評価、思考発話法、ヒューリスティック評価法、回顧法、認知的ウォークスルー法

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