応用情報技術者 2019年 秋期 午前2 問25
問題文
H.264/MPEG-4 AVCの説明として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:インターネットで動画や音声データのストリーミング配信を制御するための通信方式
イ:テレビ会議やテレビ電話で双方向のビデオ配信を制御するための通信方式
ウ:テレビの電子番組案内で使用される番組内容のメタデータを記述する方式
エ:ワンセグやインターネットで用いられる動画データの圧縮符号化方式(正解)
H.264/MPEG-4 AVCの説明 +【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:H.264/MPEG-4 AVCは動画データの圧縮符号化方式であり、ワンセグやインターネット動画配信に広く使われています。
- 根拠:高い圧縮効率と画質を両立し、ストリーミングや放送に適した標準規格として国際的に採用されています。
- 差がつくポイント:通信方式やメタデータ記述方式と混同せず、映像圧縮の技術的役割を正確に理解することが重要です。
正解の理由
選択肢エは「ワンセグやインターネットで用いられる動画データの圧縮符号化方式」とあり、H.264/MPEG-4 AVCの本質を正しく表しています。H.264は映像の圧縮技術で、データ量を削減しつつ高画質を維持するため、モバイル放送(ワンセグ)や動画配信サービスで標準的に利用されています。
よくある誤解
H.264を通信方式や制御プロトコルと誤解しがちですが、あくまで映像の圧縮符号化技術であり、通信の制御は別のプロトコルが担当します。
解法ステップ
- 問題文の「H.264/MPEG-4 AVC」が何を指すかを確認する。
- 各選択肢の説明が「通信方式」「メタデータ記述」「圧縮符号化」のどれに該当するか分類する。
- H.264が映像圧縮技術であることを知っているか確認する。
- 映像圧縮技術に該当する選択肢を選ぶ。
- 他の選択肢が通信制御やメタデータ記述であることを理解し、除外する。
選択肢別の誤答解説
- ア: インターネットのストリーミング配信を制御する通信方式はRTSPなどであり、H.264ではありません。
- イ: テレビ会議の双方向ビデオ配信制御はH.323やSIPなどの通信プロトコルが該当します。
- ウ: 電子番組案内のメタデータ記述はXMLベースの方式(例:EPG)であり、映像圧縮とは異なります。
- エ: 正解。H.264は動画圧縮符号化方式で、ワンセグやネット動画配信に使われています。
補足コラム
H.264はITU-TとISO/IECが共同で策定した映像圧縮標準で、正式名称は「Advanced Video Coding (AVC)」です。従来のMPEG-2に比べて約2倍の圧縮効率を持ち、HD動画の配信や録画にも適しています。後継規格としてHEVC(H.265)が登場していますが、H.264は依然として広く利用されています。
FAQ
Q: H.264は音声も圧縮しますか?
A: いいえ、H.264は映像圧縮技術であり、音声圧縮はAACなど別のコーデックが使われます。
A: いいえ、H.264は映像圧縮技術であり、音声圧縮はAACなど別のコーデックが使われます。
Q: H.264はどのような機器で使われていますか?
A: スマートフォン、デジタルテレビ、動画配信サービス、監視カメラなど多岐にわたります。
A: スマートフォン、デジタルテレビ、動画配信サービス、監視カメラなど多岐にわたります。
関連キーワード: H.264, MPEG-4 AVC, 動画圧縮、ワンセグ、ストリーミング、映像符号化

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