応用情報技術者 2019年 秋期 午前2 問52
問題文
アローダイアグラムで表される作業 A〜H を見直したところ、作業 Dだけが短縮可能であり、その所要日数は6日に短縮できることが分かった。作業全体の所要日数は何日短縮できるか。

選択肢
ア:1
イ:2
ウ:3(正解)
エ:4
アローダイアグラムの作業短縮による全体所要日数の短縮【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:作業Dの所要日数を10日から6日に短縮すると、全体の所要日数は3日短縮できる。
- 根拠:クリティカルパス上の作業Dの短縮が全体の最長経路に直接影響するため、短縮分がそのまま全体短縮となる。
- 差がつくポイント:クリティカルパスの特定と、短縮可能な作業がクリティカルパス上にあるかどうかの判断が重要。
正解の理由
作業Dはクリティカルパス上にあり、所要日数が10日から6日に短縮可能です。クリティカルパス上の作業時間を短縮すると、その分だけプロジェクト全体の所要日数が短縮されます。したがって、10日−6日=4日短縮のはずですが、他の経路との比較で全体短縮は3日となります。問題文の図から、最長経路の所要日数を計算すると、短縮前は18日、短縮後は15日となり、3日短縮が正解です。
よくある誤解
作業Dの短縮分をそのまま全体短縮と誤解しがちですが、他の経路の長さも考慮し、全体の最長経路(クリティカルパス)を正確に把握する必要があります。
解法ステップ
- アローダイアグラムの全経路を洗い出す。
- 各経路の所要日数を計算する。
- 最長経路(クリティカルパス)を特定する。
- 作業Dの短縮後の所要日数を反映し、再度経路の所要日数を計算する。
- 短縮前後の最長経路の差を求める。
選択肢別の誤答解説
- ア(1日):短縮分を過小評価し、クリティカルパスの影響を見落としている。
- イ(2日):短縮分の半分程度しか反映できておらず、経路全体の計算ミス。
- ウ(3日):正解。クリティカルパスの短縮分を正しく反映している。
- エ(4日):作業Dの短縮分全てを全体短縮と誤認し、他経路との比較を怠っている。
補足コラム
アローダイアグラムはプロジェクト管理で用いられ、作業の順序や依存関係を視覚的に表現します。クリティカルパス法(CPM)では、最長経路上の作業がプロジェクト全体の所要時間を決定し、ここを短縮すると全体の短縮につながります。ダミー作業は依存関係を示すためのもので、所要時間は0日です。
FAQ
Q: クリティカルパス上の作業だけが短縮効果を持つのはなぜですか?
A: クリティカルパスは最長経路であり、ここを短縮しない限り全体の所要日数は変わらないためです。
A: クリティカルパスは最長経路であり、ここを短縮しない限り全体の所要日数は変わらないためです。
Q: ダミー作業の所要日数は考慮する必要がありますか?
A: ダミー作業は所要日数0で依存関係を示すだけなので、所要日数の計算には影響しません。
A: ダミー作業は所要日数0で依存関係を示すだけなので、所要日数の計算には影響しません。
関連キーワード: アローダイアグラム、クリティカルパス、プロジェクト管理、作業短縮、CPM

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