応用情報技術者 2019年 秋期 午前2 問61
問題文
BCPの説明はどれか。
選択肢
ア:企業の戦略を実現するために、 財務、 顧客、内部ビジネスプロセス、 学習と成長という四つの視点から戦略を検討したもの
イ:企業の目標を達成するために業務内容や業務の流れを可視化し、 一定のサイクルをもって継続的に業務プロセスを改善するもの
ウ:業務効率の向上、 業務コストの削減を目的に、 業務プロセスを対象としてアウトソースを実施するもの
エ:事業の中断阻害に対応し、事業を復旧し、再開し、あらかじめ定められたレベルに回復するように組織を導く手順を文書化したもの(正解)
BCPの説明はどれか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:BCPは事業中断時の対応と復旧を計画・文書化したものです。
- 根拠:災害や事故などで事業が停止した際に、速やかに復旧・再開するための手順を定めています。
- 差がつくポイント:BCPは単なる業務改善や戦略策定ではなく、事業継続のための具体的な対応計画である点を理解しましょう。
正解の理由
選択肢エは「事業の中断阻害に対応し、事業を復旧し、再開し、あらかじめ定められたレベルに回復するように組織を導く手順を文書化したもの」とあり、BCP(Business Continuity Plan)の本質を正確に表しています。BCPは災害や事故などの緊急事態に備え、事業の継続や早期復旧を目的とした計画書であり、組織の対応手順を具体的に示します。
よくある誤解
BCPは単なる業務改善や戦略策定ではなく、緊急時の事業継続を目的とした計画であることを混同しやすいです。
解法ステップ
- 問題文の「BCP」の意味を確認する。
- 各選択肢の説明内容をBCPの定義と照らし合わせる。
- 事業継続や復旧に関する内容かどうかを判断する。
- 事業中断時の対応計画を示す選択肢を選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア:企業戦略を四つの視点で検討するのは「バランス・スコアカード」の説明であり、BCPとは異なります。
- イ:業務プロセスの可視化と改善は「業務プロセス管理(BPM)」の説明で、BCPの内容ではありません。
- ウ:業務効率向上やアウトソースは「業務委託」の説明であり、BCPの目的とは異なります。
- エ:事業中断時の対応手順を文書化したものであり、BCPの正しい説明です。
補足コラム
BCPは災害対策の一環として位置づけられ、災害発生時の初動対応から事業復旧までの具体的な手順を定めます。BCPと密接に関連するものにDRP(Disaster Recovery Plan)があり、こちらは主にITシステムの復旧計画を指します。BCPは組織全体の事業継続を対象とするため、DRPより広範な計画です。
FAQ
Q: BCPとDRPの違いは何ですか?
A: BCPは組織全体の事業継続計画で、DRPは主にITシステムの復旧計画を指します。
A: BCPは組織全体の事業継続計画で、DRPは主にITシステムの復旧計画を指します。
Q: BCPはどのような場面で活用されますか?
A: 地震や火災、サイバー攻撃などの緊急事態で事業を継続・復旧するために活用されます。
A: 地震や火災、サイバー攻撃などの緊急事態で事業を継続・復旧するために活用されます。
関連キーワード: BCP, 事業継続計画、災害対策、DRP, 業務継続

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