応用情報技術者 2020年 秋期 午前2 問54
問題文
PMBOK ガイド第6版によれば、脅威と好機の、どちらに対しても採用されるリスク対応戦略として、適切なものはどれか。
選択肢
ア:回避
イ:共有
ウ:受容(正解)
エ:転嫁
PMBOK ガイド第6版のリスク対応戦略【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:脅威と好機の両方に適用できるリスク対応戦略は「受容」である。
- 根拠:PMBOKガイド第6版では、リスク対応策は脅威(ネガティブリスク)と好機(ポジティブリスク)で異なるが、「受容」は両方に共通して使える。
- 差がつくポイント:他の選択肢は脅威か好機のどちらかに限定されるため、両方に対応可能な「受容」の理解が重要。
正解の理由
「受容」はリスクを積極的に回避・転嫁・共有せず、そのまま受け入れる戦略です。PMBOK第6版では、脅威に対しても好機に対しても「受容」は有効な対応策として位置づけられています。つまり、リスクの発生を許容し、発生時に対応する方針を取る場合に用いられます。
よくある誤解
「回避」や「転嫁」は脅威に対する戦略であり、好機には適用できません。また「共有」は主に好機に使われるため、両方に共通する戦略ではありません。
解法ステップ
- 脅威(ネガティブリスク)と好機(ポジティブリスク)の違いを理解する。
- PMBOK第6版のリスク対応戦略を分類する。
- 各戦略が脅威・好機のどちらに適用可能かを確認する。
- 両方に適用できる戦略を選択肢から特定する。
- 「受容」が両方に共通する唯一の戦略であることを確認する。
選択肢別の誤答解説
- ア: 回避
脅威に対してリスクを完全に排除する戦略であり、好機には適用しない。 - イ: 共有
主に好機を活用するためにリスクを他者と分担する戦略で、脅威には限定的。 - ウ: 受容
リスクをそのまま受け入れる戦略で、脅威・好機の両方に適用可能。 - エ: 転嫁
脅威を第三者に移す戦略で、好機には適用しない。
補足コラム
PMBOKガイド第6版ではリスク対応策を「脅威向け」と「好機向け」に分けて整理しています。脅威には「回避」「転嫁」「軽減」「受容」、好機には「活用」「共有」「強化」「受容」があり、「受容」は両方に共通する唯一の戦略です。リスクマネジメントの基本理解として押さえておきましょう。
FAQ
Q: 「受容」とは具体的にどんな対応を指しますか?
A: リスクを積極的に回避せず、発生した場合に対応する方針を取ることです。コストや効果を考慮してあえて対応しない場合も含みます。
A: リスクを積極的に回避せず、発生した場合に対応する方針を取ることです。コストや効果を考慮してあえて対応しない場合も含みます。
Q: 「共有」と「転嫁」の違いは何ですか?
A: 「共有」は好機を活用するためにリスクを他者と分担すること、「転嫁」は脅威を第三者に移すことを指します。
A: 「共有」は好機を活用するためにリスクを他者と分担すること、「転嫁」は脅威を第三者に移すことを指します。
関連キーワード: PMBOK, リスク対応戦略、脅威、好機、受容

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