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応用情報技術者 2020年 秋期 午前266


問題文

システムを委託する側のユーザ企業と、受託する側の SI 事業者との間で締結される契約形態のうち、レベニューシェア型契約はどれか。

選択肢

SI 事業者が、 ユーザ企業に対して、 クラウドサービスを活用したシステム開発と運用に関わるSE サービスを月額固定料金で課金する。
SI 事業者が、 ユーザ企業に対して、 ネットワーク経由でアプリケーションサービスを提供する際に、 サービスの利用時間に応じて加算された料金を課金する。
開発したシステムによって将来、 ユーザ企業が獲得する売上や利益を SI 事業者にも分配することを条件に、開発初期の SI事業者への委託金額を抑える。(正解)
システム開発に必要な工数と人員の単価を掛け合わせた費用を SI 事業者が見積もり、システム構築費用としてシステム完成時にユーザ企業に請求する。

レベニューシェア型契約とは何か【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:レベニューシェア型契約は、ユーザ企業の売上や利益に応じてSI事業者が報酬を得る契約形態です。
  • 根拠:契約金額が固定ではなく、成果に連動して分配されるため、初期費用を抑えつつリスクを共有できます。
  • 差がつくポイント:固定料金や時間課金と異なり、売上連動型である点を正確に理解することが重要です。

正解の理由

選択肢ウは「開発したシステムによって将来ユーザ企業が獲得する売上や利益をSI事業者にも分配する」と明記しており、これはまさにレベニューシェア型契約の定義に合致します。初期の委託金額を抑え、成果に応じて報酬を分配するため、双方のリスクと利益を共有する形態です。

よくある誤解

レベニューシェア型契約は単なる月額固定料金や利用時間に応じた課金とは異なり、売上や利益の分配に基づく契約である点を混同しやすいです。

解法ステップ

  1. 問題文の「レベニューシェア型契約」の意味を確認する。
  2. 各選択肢の課金形態や報酬の決まり方を比較する。
  3. 売上や利益に連動して報酬が分配される選択肢を探す。
  4. それが選択肢ウであることを確認し、正解とする。

選択肢別の誤答解説

  • ア:月額固定料金での課金はサブスクリプション型であり、レベニューシェア型ではありません。
  • イ:利用時間に応じた課金は従量課金型で、売上連動とは異なります。
  • :売上や利益に応じて報酬を分配するため、レベニューシェア型契約の正解です。
  • エ:工数×単価の見積もり請求は出来高払い型であり、成果連動型ではありません。

補足コラム

レベニューシェア型契約は、特にスタートアップや新規事業のシステム開発で用いられやすく、初期投資を抑えつつ成功報酬型でリスクを分散できます。一方で、売上の計算方法や分配比率の明確化が契約上の重要ポイントとなります。

FAQ

Q: レベニューシェア型契約はどんな場合に適していますか?
A: 初期費用を抑えたい場合や、システムの成果に応じて報酬を支払いたい場合に適しています。
Q: レベニューシェア型契約と従量課金型の違いは何ですか?
A: レベニューシェア型は売上や利益に連動し、従量課金型は利用時間や回数に応じて課金されます。

関連キーワード: レベニューシェア型契約、SI事業者、システム開発契約、成果報酬、委託契約
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