応用情報技術者 2021年 春期 午前2 問53
問題文
プロジェクトのスケジュールを短縮したい。当初の計画は図1のとおりである。作業 E を作業 E1, E2, E3 に分けて、図2のとおりに計画を変更すると、スケジュールは全体で何日短縮できるか。

選択肢
ア:1(正解)
イ:2
ウ:3
エ:4
プロジェクトスケジュール短縮の計画変更【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:作業EをE1, E2, E3に分割してもスケジュールは1日しか短縮できません。
- 根拠:クリティカルパスの所要日数を比較すると、分割後の最長経路は8日短縮前の9日から8日に減少。
- 差がつくポイント:ダミー作業の役割とクリティカルパスの正確な把握が重要で、単純な分割だけで大幅短縮は難しい点に注意。
正解の理由
作業Eの所要日数は9日ですが、分割後はE1=3日、E2=4日、E3=2日で合計9日です。
しかし、E2とE3の間にダミー作業が入り、依存関係が変わるため、クリティカルパスの長さは1日短縮されます。
他の経路の所要日数は変わらず、全体の最長経路が1日短縮されるため、正解はア: 1日です。
しかし、E2とE3の間にダミー作業が入り、依存関係が変わるため、クリティカルパスの長さは1日短縮されます。
他の経路の所要日数は変わらず、全体の最長経路が1日短縮されるため、正解はア: 1日です。
よくある誤解
作業を細分化すれば必ず大幅に短縮できると誤解しがちですが、依存関係やクリティカルパスの構造を考慮しないと効果は限定的です。
解法ステップ
- 図1のクリティカルパスを特定し、所要日数を計算する。
- 図2で作業Eを分割し、それぞれの所要日数を合計する。
- ダミー作業の影響を考慮し、変更後のクリティカルパスを再計算する。
- 変更前後の最長経路の差を求め、スケジュール短縮日数を算出する。
選択肢別の誤答解説
- イ: 2日短縮は、分割による依存関係の変化を過大評価した誤りです。
- ウ: 3日短縮は、作業Eの分割効果を過剰に見積もった結果です。
- エ: 4日短縮は、他の経路の所要日数を無視した誤った計算です。
補足コラム
クリティカルパス法(CPM)はプロジェクト管理で最も重要な手法の一つです。作業の分割や依存関係の変更は、クリティカルパスに影響を与えますが、単純に作業を細分化するだけでは必ずしもスケジュール短縮にはつながりません。ダミー作業は依存関係を正確に表現するために用いられ、スケジュール計算に重要な役割を果たします。
FAQ
Q: 作業を細分化すると必ずスケジュールは短縮できますか?
A: いいえ。依存関係やクリティカルパスの構造によっては短縮効果が限定的です。
A: いいえ。依存関係やクリティカルパスの構造によっては短縮効果が限定的です。
Q: ダミー作業とは何ですか?
A: 実作業ではなく、依存関係を表現するために用いる仮想的な作業です。スケジュール計算に影響します。
A: 実作業ではなく、依存関係を表現するために用いる仮想的な作業です。スケジュール計算に影響します。
関連キーワード: クリティカルパス、スケジュール短縮、作業分割、ダミー作業、プロジェクト管理

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