応用情報技術者 2022年 秋期 午前2 問14
問題文
あるシステムにおいて、MTBFとMTTRがともに1.5倍になったとき、アベイラビリティ(稼働率) は何倍になるか。
選択肢
ア:
イ:
ウ:
エ:(正解)
MTBFとMTTRが1.5倍になったときのアベイラビリティ【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:MTBFとMTTRが同じ倍率で増加しても、アベイラビリティは変わらない。
- 根拠:アベイラビリティはMTBFを分子、MTBF+MTTRを分母とする比率で表され、倍率が同じなら比率は一定。
- 差がつくポイント:MTBFとMTTRの関係性を理解し、単純な増加が必ずしも稼働率向上に繋がらないことを押さえること。
正解の理由
アベイラビリティは以下の式で定義されます。
ここで、MTBFとMTTRがともに1.5倍になると、
となり、元のアベイラビリティと変わりません。したがって、正解はエの「変わらない」です。
よくある誤解
MTBFやMTTRが増えれば必ず稼働率が上がると誤解しがちですが、両方が同じ割合で増加すると比率は変わらず、アベイラビリティは変わりません。
解法ステップ
- アベイラビリティの定義式を確認する。
- MTBFとMTTRが1.5倍になることを式に代入する。
- 分子と分母に同じ倍率がかかっていることに気づく。
- 分母の倍率をくくり出して約分し、元の比率と同じになることを確認する。
- よってアベイラビリティは変わらないと判断する。
選択肢別の誤答解説
- ア:
MTBFとMTTRの比率が変わらないため、単純に小さくなることはない。 - イ:
MTBFとMTTRが同じ倍率で増加しても、比率は変わらないため1.5倍にはならない。 - ウ:
これは1.5の二乗であり、アベイラビリティの計算には当てはまらない。 - エ: 変わらない
正解。MTBFとMTTRが同じ倍率で増加するとアベイラビリティは変わらない。
補足コラム
MTBF(平均故障間隔)はシステムの信頼性を示し、MTTR(平均修復時間)は保守性を示します。アベイラビリティはこれらのバランスで決まるため、どちらか一方だけを改善することが重要です。例えばMTBFを増やしMTTRを減らせばアベイラビリティは向上します。
FAQ
Q: MTBFが増えれば必ずアベイラビリティは上がりますか?
A: MTTRが一定なら上がりますが、MTTRも同じ割合で増えれば変わりません。
A: MTTRが一定なら上がりますが、MTTRも同じ割合で増えれば変わりません。
Q: MTTRを減らすことはアベイラビリティ向上に効果的ですか?
A: はい、MTTRが短ければ修復時間が減り、稼働率が高まります。
A: はい、MTTRが短ければ修復時間が減り、稼働率が高まります。
関連キーワード: MTBF, MTTR, アベイラビリティ、稼働率、信頼性、保守性

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