応用情報技術者 2023年 秋期 午前2 問75
問題文
リーダーシップ論のうち、F.E. フィードラーが提唱するコンティンジェンシー理論の特徴はどれか。
選択肢
ア:優れたリーダーシップを発揮する、 リーダー個人がもつ性格、 知性、 外観などの個人的資質の分析に焦点を当てている
イ:リーダーシップのスタイルについて、 目標達成能力と集団維持能力の二つの次元に焦点を当てている。
ウ:リーダーシップの有効性は、部下の成熟 (自律性)の度合いという状況要因に依存するとしている。
エ:リーダーシップの有効性は、 リーダーがもつパーソナリティと、 リーダーがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。(正解)
F.E. フィードラーのコンティンジェンシー理論の特徴【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論:フィードラーのコンティンジェンシー理論はリーダーのパーソナリティと状況の相互作用によりリーダーシップの有効性を説明します。
- 根拠:リーダーの性格特性(パーソナリティ)と、リーダーが置かれた状況の統制力や影響力の度合いが重要な要素です。
- 差がつくポイント:リーダーシップの有効性が単一のリーダー特性や状況だけでなく、両者の組み合わせで決まる点を理解することが合格の鍵です。
正解の理由
選択肢エは、フィードラーの理論が「リーダーのパーソナリティ」と「状況要因(統制力や影響力)」の両方を重視し、これらの相互作用でリーダーシップの有効性を判断する点を正確に表現しています。フィードラーはリーダーのスタイルを固定的とし、状況適合性を重視するため、この説明が最も適切です。
よくある誤解
リーダーシップ理論を学ぶ際、リーダーの個人的資質だけに注目しがちですが、フィードラー理論は状況との関係性を重視します。状況要因を無視すると誤った理解になります。
解法ステップ
- 問題文の「F.E. フィードラー」と「コンティンジェンシー理論」に注目する。
- フィードラー理論の基本概念「リーダーのパーソナリティ」と「状況の統制力・影響力」を思い出す。
- 選択肢を「リーダーの個人特性のみ」「状況要因のみ」「両者の組み合わせ」の観点で比較する。
- 両者の組み合わせを正しく説明している選択肢を選ぶ。
選択肢別の誤答解説
- ア:リーダーの個人的資質の分析に焦点を当てるのは特性論であり、フィードラー理論ではない。
- イ:目標達成能力と集団維持能力の二つの次元はリーダーシップスタイルの分類であり、フィードラー理論の特徴とは異なる。
- ウ:部下の成熟度に依存するのはハーシーとブランチャードの状況対応型リーダーシップ理論である。
- エ:リーダーのパーソナリティと状況要因の相互作用を重視し、フィードラー理論の本質を正しく表している。
補足コラム
フィードラーのコンティンジェンシー理論は、リーダーシップの有効性を「リーダーのスタイル」と「状況の好ましさ(リーダーの統制力)」の組み合わせで評価します。リーダーのスタイルは「タスク志向型」か「人間関係志向型」に分類され、状況の好ましさは「リーダー‐メンバー関係」「タスク構造」「リーダーの地位権力」の3要素で決まります。
FAQ
Q: フィードラー理論でリーダーのスタイルは変えられますか?
A: 基本的にリーダーのスタイルは固定的とされ、状況を変えることが推奨されます。
A: 基本的にリーダーのスタイルは固定的とされ、状況を変えることが推奨されます。
Q: フィードラー理論とハーシー・ブランチャード理論の違いは?
A: フィードラー理論はリーダーのスタイル固定と状況適合を重視し、ハーシー・ブランチャード理論は部下の成熟度に応じてリーダーシップスタイルを変える点が異なります。
A: フィードラー理論はリーダーのスタイル固定と状況適合を重視し、ハーシー・ブランチャード理論は部下の成熟度に応じてリーダーシップスタイルを変える点が異なります。
関連キーワード: コンティンジェンシー理論、フィードラー、リーダーシップ、状況適合、タスク志向、人間関係志向

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