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応用情報技術者 2023年 秋期 午前276


問題文

発生した故障について、発生要因ごとの件数の記録を基に、故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。

選択肢

特性要因図
パレート図(正解)
マトリックス図
連関図

故障発生件数の要因分析に適した図法【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:故障発生件数の多い要因を明確に示すには、パレート図が最適です。
  • 根拠:パレート図は要因の発生頻度を降順に棒グラフで示し、累積比率を折れ線で表現するため、重要な要因が一目で分かります。
  • 差がつくポイント:単に要因を分類するだけでなく、重要度の順位付けと全体に占める割合を視覚的に把握できる点が評価されます。

正解の理由

パレート図は「80:20の法則」に基づき、故障の発生件数を多い順に並べて表示し、どの要因が全体の大部分を占めているかを明確にします。これにより、対策の優先順位を決めやすく、効率的な改善活動が可能です。
他の図法は要因の関係性や構造を示すのに適していますが、件数の多い順に要因を整理し、重要度を視覚化する点でパレート図が最も適しています。

よくある誤解

特性要因図は原因と結果の関係を示すため、件数の多さを直接表現するのには向きません。
連関図やマトリックス図は要因間の関連性を示すため、発生件数の順位付けには不適切です。

解法ステップ

  1. 問題文から「故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現」とある点を確認。
  2. 各図法の特徴を整理する。
  3. 件数の多い順に並べて視覚化できる図法を選択。
  4. パレート図が該当することを判断。
  5. 選択肢の中からを選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア: 特性要因図
    原因と結果の関係を示す図で、件数の多さを示すのには不向きです。
  • イ: パレート図
    件数の多い順に要因を並べ、累積比率も示すため最適です。
  • ウ: マトリックス図
    要因間の関係性を表す表形式で、件数の順位付けには適しません。
  • エ: 連関図
    複雑な因果関係を示す図で、件数の大小を示す目的には合いません。

補足コラム

パレート図は品質管理や問題解決の現場で広く使われており、重要な要因を特定して効率的に改善策を講じるための基本ツールです。
「パレートの法則」は「少数の重要な要因が大部分の結果を生む」という経験則で、故障分析や不良品対策に役立ちます。

FAQ

Q: パレート図はどのような場面で使うのが効果的ですか?
A: 発生頻度や影響度の高い要因を特定し、優先的に対策を行いたい場合に効果的です。
Q: 特性要因図とパレート図はどう使い分ければよいですか?
A: 特性要因図は原因の構造を整理する際に使い、パレート図は原因の重要度や頻度を視覚化する際に使います。

関連キーワード: パレート図、故障分析、品質管理、80:20の法則、特性要因図、連関図、マトリックス図
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