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応用情報技術者 2024年 秋期 午前202


問題文

AIにおける教師あり学習での交差検証に関する記述はどれか。

選択肢

過学習を防ぐために、回帰モデルに複雑さを表すペナルティ項を加え、 訓練データへ過剰に適合しないようにモデルを調整する。
学習の精度を高めるために、 複数の異なるアルゴリズムのモデルで学習し、学習の結果は組み合わせて評価する。
学習モデルの汎化性能を高めるために、 単一のモデルで関連する複数の課題を学習することによって、 課題間に共通する要因を獲得する。
学習モデルの汎化性能を評価するために、 データを複数のグループに分割し、部を学習に残りを評価に使い、順にグループを入れ替えて学習と評価を繰り返す。(正解)

AIにおける教師あり学習での交差検証に関する記述【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:交差検証はデータを複数のグループに分け、順番に学習と評価を繰り返す手法で汎化性能を評価します。
  • 根拠:これにより、モデルが未知データに対してどれだけ適応できるかを公平に測定でき、過学習の検出にも役立ちます。
  • 差がつくポイント:交差検証の目的はモデルの評価であり、ペナルティ項の追加や複数モデルの組み合わせとは異なる点を理解することが重要です。

正解の理由

選択肢エは、交差検証の基本的な手順を正確に説明しています。データセットを複数のグループ(フォールド)に分割し、1つのグループを評価用に使い、残りで学習を行い、これを全グループで繰り返すことでモデルの汎化性能を評価します。これにより、モデルが特定のデータに過剰適合していないかを検証できるため、教師あり学習における標準的な評価方法です。

よくある誤解

交差検証はモデルの学習方法や複数モデルの組み合わせではなく、あくまでモデルの評価手法です。ペナルティ項の追加は正則化であり、交差検証とは別の概念です。

解法ステップ

  1. 問題文のキーワード「交差検証」と「教師あり学習」に注目する。
  2. 交差検証の定義を思い出す:データを分割し、学習と評価を繰り返す手法。
  3. 各選択肢が交差検証の説明かどうかを判別する。
  4. 選択肢エが交差検証の正しい説明であると判断する。
  5. 他の選択肢は交差検証以外の手法や概念であることを確認する。

選択肢別の誤答解説

  • ア:ペナルティ項を加えるのは正則化であり、交差検証の説明ではありません。
  • イ:複数モデルの組み合わせはアンサンブル学習の一種で、交差検証とは異なります。
  • ウ:複数課題を同時に学習するのはマルチタスク学習であり、交差検証の説明ではありません。
  • :正解。交差検証の基本的な手順を正しく説明しています。

補足コラム

交差検証には代表的な手法として「k分割交差検証(k-fold cross-validation)」があります。これはデータをk個のグループに分け、各グループを一度ずつ評価用に使い、残りで学習を行う方法です。これにより、モデルの性能をより安定的に評価できます。また、過学習の検出やハイパーパラメータの調整にも活用されます。

FAQ

Q: 交差検証はなぜ必要ですか?
A: モデルが未知のデータに対してどれだけ汎化できるかを評価し、過学習を防ぐために必要です。
Q: 交差検証と正則化は同じですか?
A: いいえ。交差検証は評価手法、正則化はモデルの複雑さを抑える学習手法です。

関連キーワード: 交差検証、汎化性能、教師あり学習、k分割交差検証、正則化、過学習、モデル評価
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