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応用情報技術者 2024年 秋期 午前255


問題文

サービスマネジメントにおいて、中断したサービスを復旧させるときの目標を定めた指標に、RTO (目標復旧時間)、RPO (目標復旧時点) 及び RLO (目標復旧レベル)がある。RTOとRLO とを定めた例として、適切なものはどれか。

選択肢

サービスが中断する3時間前の時点の状態にデータを復旧し、利用者の50%以上にサービスを提供できるようにする。
サービスが中断する直前の状態にデータを復旧し、 当日のサービス終了時刻を、サービスが中断していた時間だけ延長する。
サービスの中断から1時間以内に、 中断する1時間前の時点の状態にデータを復旧する。
サービスの中断から1日以内に、 中断したサービスのうちの重要なサービスに限定してサービスを復旧する。(正解)

サービスマネジメントにおけるRTOとRLOの目標設定【午前2 解説】

要点まとめ

  • 結論:RTOはサービス復旧に要する時間、RLOは復旧するサービスの範囲やレベルを示す指標です。
  • 根拠:RTOは「目標復旧時間」、RLOは「目標復旧レベル」としてサービスの復旧目標を具体化します。
  • 差がつくポイント:RTOは復旧完了までの時間、RLOはどのサービスをどの程度復旧するかの範囲設定である点を正確に理解することが重要です。

正解の理由

選択肢エは「サービスの中断から1日以内に(RTO)、重要なサービスに限定してサービスを復旧する(RLO)」とあり、RTOが復旧までの時間、RLOが復旧対象のサービス範囲を示す定義に合致しています。
他の選択肢はRTOやRLOの定義を混同しているか、復旧時点や範囲の説明が不適切です。

よくある誤解

RTOとRPOを混同し、復旧時点のデータの状態をRTOの説明に含めてしまうことがあります。RTOは復旧完了までの時間であり、復旧時点のデータ状態はRPOの範囲です。

解法ステップ

  1. RTOの定義を確認し、「目標復旧時間=サービス中断から復旧完了までの時間」であることを理解する。
  2. RLOの定義を確認し、「目標復旧レベル=復旧対象のサービス範囲や品質レベル」であることを把握する。
  3. 選択肢の文中でRTOが時間を示し、RLOが復旧範囲を示しているかを判別する。
  4. RPO(復旧時点のデータ状態)を示す表現が混じっていないか注意する。
  5. これらの条件を満たす選択肢を選ぶ。

選択肢別の誤答解説

  • ア:RPOの説明(3時間前のデータ復旧)とRLOの利用者割合が混在し、RTOの時間目標が示されていない。
  • イ:復旧時点のデータ状態(直前の状態)とサービス延長の説明はRPOや運用方針に近く、RTO・RLOの定義と異なる。
  • ウ:復旧時間(1時間以内)はRTOに近いが、復旧時点のデータ状態(1時間前)はRPOの説明であり、RLOの復旧範囲が示されていない。
  • :RTO(1日以内の復旧時間)とRLO(重要なサービスに限定した復旧範囲)を正しく示している。

補足コラム

RTO(Recovery Time Objective)は災害や障害発生後、サービスを復旧するまでの許容時間を示します。RPO(Recovery Point Objective)は復旧時点のデータの最新状態を示し、どの時点までのデータを復旧するかを決めます。RLO(Recovery Level Objective)は復旧するサービスの範囲や品質レベルを示し、全サービスを復旧するのか重要サービスのみかなどを定めます。これらはBCP(事業継続計画)やDR(災害復旧計画)で重要な指標です。

FAQ

Q: RTOとRPOの違いは何ですか?
A: RTOはサービス復旧にかかる時間の目標、RPOは復旧時点のデータの状態を示す目標です。
Q: RLOはどのように設定しますか?
A: 重要度や優先度に応じて復旧対象のサービス範囲や品質レベルを決め、リソース配分を最適化します。

関連キーワード: RTO, RPO, RLO, サービスマネジメント、目標復旧時間、目標復旧レベル、災害復旧、事業継続計画
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