基本情報技術者 2010年 春期 午前(科目A) 問74
問題文
RFIDを利用したものはどれか。
選択肢
ア:ICタグ(正解)
イ:磁気カード
ウ:バーコード
エ:メモリカード
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RFIDとICタグ【午前解説】
正解の理由
正解は ア のICタグです。RFID(Radio Frequency IDentification)は無線周波数を用いてタグとリーダーが非接触でデータをやり取りする技術であり、ICタグはまさにそのRFIDタグを指します。ICタグには電源を内蔵する能動型と、電波で給電され動作する受動型があり、いずれも無線で識別情報を送受信します。よって「RFIDを利用したもの」はICタグが該当します。
解法ステップ
- 問題文のキーワードを把握:「RFID=無線による自動識別」。
- 各選択肢の読み取り方法を確認:光学(バーコード)、磁気(磁気カード)、電気接続(メモリカード)、無線(ICタグ)。
- 無線による非接触読み取りに該当する選択肢を選ぶ→ICタグが合致。
- あいまいな用語(ICタグ/ICカード等)は周波数や給電方式で判定する。
選択肢別の誤答解説
- ア: ICタグ — 正解。RFIDタグの代表的な名称で、リーダーと無線で通信して識別情報をやり取りします。受動型(パッシブ)・能動型(アクティブ)があります。
- イ: 磁気カード — 誤り。磁気ストライプに記録した情報を磁気ヘッドで読み取る方式で、電磁的だが無線(RFID)ではありません。接触または近接の読み取りが一般的です。
- ウ: バーコード — 誤り。バーコードは光学的に反射光をセンサーで読み取る方式で、無線通信は使いません。コストは低いが視認性や行列管理に制約があります。
- エ: メモリカード — 誤り。SDカードなどのメモリカードは物理的なコネクタや専用スロットでデータをやり取りするストレージ媒体で、RFIDとは異なります。
よくある誤解
- 磁気カードやメモリカードが「無線で読む」と思う誤解:これらは基本的に磁気センサや直接接続(カードリーダの接点)で読み書きします。
- バーコードの高機能化とRFID混同:バーコードは光学的に視認して読み取る技術で、無線通信による識別ではありません。
- ICタグとICカードを同一視する誤解:ICカードにも非接触型(Felicaなど)と接触型があり、非接触ICカードはRFID技術に近いが、問題文では「ICタグ」が明確にRFIDを指します。
補足コラム
RFIDには周波数帯により特性があり、低周波(LF, ~125kHz)は耐環境性に優れ短距離、13.56MHz(HF)はICカードや交通系カードで広く使われ、UHF(~860–960MHz)は読み取り距離が長く物流や在庫管理で多用されます。用途に応じて受動タグか能動タグを選定します。またプライバシー対策やアンチコリジョン(複数タグ同時読み取り)技術も重要です。
FAQ
Q1: 非接触ICカード(例:Felica)はRFIDですか?
A1: はい。非接触ICカードは13.56MHzの近距離無線通信を用いるためRFIDの一種と考えられます。ただし「ICタグ」は主にラベル型のRFIDタグを指すことが多いです。
A1: はい。非接触ICカードは13.56MHzの近距離無線通信を用いるためRFIDの一種と考えられます。ただし「ICタグ」は主にラベル型のRFIDタグを指すことが多いです。
Q2: バーコードよりRFIDの方が常に優れているのですか?
A2: いいえ。RFIDは同時読取や非接触での長距離認識が得意ですが、コストや読み取りエラーの特性、環境制約があり用途に応じて使い分けるべきです。
A2: いいえ。RFIDは同時読取や非接触での長距離認識が得意ですが、コストや読み取りエラーの特性、環境制約があり用途に応じて使い分けるべきです。
Q3: メモリカードとICタグはデータ保存の観点で似ていますか?
A3: メモリカードは大容量データの保存・転送を目的とするストレージで、ICタグは識別情報や少量のデータ保存が主目的で読み書き方式も無線か物理接続で異なります。
A3: メモリカードは大容量データの保存・転送を目的とするストレージで、ICタグは識別情報や少量のデータ保存が主目的で読み書き方式も無線か物理接続で異なります。
関連キーワード: RFID、ICタグ、受動タグ、能動タグ、無線識別、非接触、周波数(LF、HF、UHF)、バーコード、磁気カード、メモリカード、アンチコリジョン、在庫管理、交通系カード、プライバシー対策

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