基本情報技術者 2013年 秋期 午前(科目A) 問66
問題文
国や地方公共団体などが、環境への配慮を積極的に行っていると評価されている製品・サービスを選ぶことを何というか。
選択肢
ア:CSR
イ:エコマーク認定
ウ:環境アセスメント
エ:グリーン購入(正解)
環境配慮された製品・サービスを選ぶことを何というか【午前2 解説】
要点まとめ
- 結論→国や地方公共団体が購入時に環境負荷の小さい製品やサービスを優先して選ぶ行為は「グリーン購入」です。
- 根拠→「グリーン購入」は事業者の調達行為そのものを指し、政府の方針やグリーン購入法で推進されています。
- 差がつくポイント→エコマークは認証ラベル、環境アセスは影響評価、CSRは企業の広い活動で行為の名称は「グリーン購入」です。
正解の理由
正解は エ の「グリーン購入」です。問題文では「国や地方公共団体などが、環境への配慮を積極的に行っていると評価されている製品・サービスを選ぶこと」とあり、これは調達(購入)行為そのものを指します。グリーン購入は、環境負荷の低い物品やサービスを優先的に購入する政策・実務を意味し、行政の調達基準やガイドライン(いわゆるグリーン購入法や国・自治体の指針)と整合します。
よくある誤解
- CSRと混同する:CSRは企業の責任全般(倫理・社会貢献等)を指し、調達行為としての「購入」を直接示す言葉ではありません。
- エコマーク認定と同一視する:エコマークは環境配慮を示す認証ラベルであり、「それを選ぶ行為」がグリーン購入です。
- 環境アセスメントと混同する:環境アセスメントは事業実施前の環境影響評価であって、製品・サービス選定の行為とは目的が異なります。
解法ステップ
- 問題文のキーワードを抽出:「国や地方公共団体」「選ぶこと」「環境への配慮」。
- 各選択肢の定義を短く確認:CSR=企業活動、エコマーク=認証、環境アセス=影響評価、グリーン購入=環境配慮の調達。
- 「選ぶこと=購入行為」である点に着目して、最も該当する語を選ぶ(グリーン購入)。
選択肢別の誤答解説
- ア: CSR
誤り。CSRは企業の社会的責任全般(環境・社会・ガバナンス等)の概念であり、特に「購入する行為」を指す言葉ではありません。 - イ: エコマーク認定
誤り。エコマークは製品に付与される環境ラベル/認証で、「認定」そのものはラベリング行為であって、公共機関が選ぶ行為を指す語ではありません。 - ウ: 環境アセスメント
誤り。環境アセスメントは開発事業等の環境影響を評価する手続きで、製品やサービスの購入選択を表す言葉ではありません。 - エ: グリーン購入
正解。公共調達の場面で、環境負荷の小さい製品・サービスを優先して選択する行為そのものを表す用語です。
補足コラム
グリーン購入は日本において「グリーン購入法(正式名称:国等による環境物品等の調達の推進に関する法律)」のもとで行政機関に対する指針が整備され、国や自治体が率先して環境配慮製品を選ぶことが求められています。具体例としては、低公害車・省エネルギー家電・再生紙・環境配慮型建材などが挙げられます。試験では「選ぶ(調達)という動詞」に注目すると正答に辿り着きやすく、エコラベルや評価手続きとの違いを明確に理解しておきましょう。
FAQ
Q1: グリーン購入は民間企業でも行うべきですか?
A1: はい。法的義務は主に公共機関に対してですが、民間でも環境配慮の調達は企業の環境戦略やCSRの一部として推奨されます。
A1: はい。法的義務は主に公共機関に対してですが、民間でも環境配慮の調達は企業の環境戦略やCSRの一部として推奨されます。
Q2: エコマーク認定品しかグリーン購入できないですか?
A2: いいえ。エコマークは代表的な認証ですが、他の環境ラベルや基準に合致する製品もグリーン購入の対象になり得ます。
A2: いいえ。エコマークは代表的な認証ですが、他の環境ラベルや基準に合致する製品もグリーン購入の対象になり得ます。
Q3: 環境アセスメントとグリーン購入は両方必要ですか?
A3: 用途が異なります。環境アセスは事業の許認可等の評価、グリーン購入は調達段階での選択です。状況に応じて両方が関係します。
A3: 用途が異なります。環境アセスは事業の許認可等の評価、グリーン購入は調達段階での選択です。状況に応じて両方が関係します。
関連キーワード: グリーン購入, グリーン購入法, エコマーク, エコラベル, サステナビリティ, CSR, 環境アセスメント

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