基本情報技術者 2013年 春期 午前(科目A) 問73
問題文
ソーシャルメディアの説明はどれか。
選択肢
ア:ECサイトが販売する商品を自分のWebページで紹介し、それを見た人が商品を購入した場合、購入額に応じた報酬をECサイトから受け取る仕組み
イ:携帯電話などの位置情報を利用して、周辺の店舗などから利用者に対して、リアルタイムに広告を配信する仕組み
ウ:ターゲットとなるキーワードをあらかじめ指定し、そのキーワードが検索に用いられたときに広告が表示される仕組み
エ:利用者同士のつながりを促進することで、インターネットを介して利用者が発信する情報を多数の利用者に幅広く伝播させる仕組み(正解)
🔒 解説は解答すると表示されます
ソーシャルメディアの定義【午前解説】
正解の理由
正解はエです。ソーシャルメディアは「利用者同士のつながりを促進」し、「利用者が発信する情報が多数の利用者に伝播する」ことを本質とします。プラットフォーム上でユーザーが投稿・共有・コメント・いいね等を行い、そのネットワーク効果によって情報が広がる点が、問題文の記述と一致します。
解法ステップ
- 問題文のキーワードを抽出:「利用者同士のつながり」「発信する情報」「多数の利用者に幅広く伝播」。
- 各選択肢を定義で照合:ア→アフィリエイト、イ→位置情報広告、ウ→検索連動広告、エ→ソーシャルメディア。
- 本質的な一致を確認:ネットワーク効果(ユーザー間のつながり)やUGC(ユーザー生成コンテンツ)を示す記述がある選択肢を選ぶ。
- 選択肢を絞り込み、確信が持てれば回答を決定する。
選択肢別の誤答解説
- ア: ECサイトが販売する商品を自分のWebページで紹介し、それを見た人が商品を購入した場合、報酬を受け取る仕組み。
- 解説: これはアフィリエイト(成果報酬型広告)の説明であり、ソーシャルメディアの定義ではありません。ユーザー同士のネットワーク効果を前提にしていない点で不適切です。
- イ: 携帯電話などの位置情報を利用して、周辺の店舗などから利用者に対して、リアルタイムに広告を配信する仕組み。
- 解説: 位置情報ベースの広告(LBS広告/プロキシミティマーケティング)の説明です。ターゲティング手法であって、情報の「つながり」による拡散ではありません。
- ウ: ターゲットとなるキーワードをあらかじめ指定し、そのキーワードが検索に用いられたときに広告が表示される仕組み。
- 解説: いわゆる検索連動型広告(リスティング広告/PPC)の説明です。検索行動に基づく配信で、ソーシャルな伝播メカニズムとは異なります。
- エ: 利用者同士のつながりを促進することで、インターネットを介して利用者が発信する情報を多数の利用者に幅広く伝播させる仕組み。
- 解説: これがソーシャルメディアの定義に該当します。SNSや掲示板、動画共有プラットフォームなど、ユーザー間の相互作用で情報が拡散する特徴を表しています。
- 正解: エ
よくある誤解
- アフィリエイト(ア)をソーシャルメディアと混同する誤解:アフィリエイトは成果報酬型の広告手法で、発信主体や拡散のメカニズムが異なります。
- 位置情報広告(イ)を「つながり」による拡散と誤認する誤解:位置情報広告はターゲティング手法であり、ユーザー間のネットワークによる伝播とは本質が違います。
- 検索連動型広告(ウ)を情報拡散メディアと誤認する誤解:検索連動はキーワードに応じて表示される広告で、ユーザーのつながりや共有行動を前提にしていません。
補足コラム
- 用語整理: ソーシャルメディアは「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」とほぼ同義で使われることが多いですが、ソーシャルメディアは広くユーザー生成コンテンツ(UGC)を媒介する全般を指します。
- 具体例: Facebook、Twitter(X)、Instagram、YouTube、TikTok、LINEのタイムラインなどが該当します。
- 試験対策: 問題では「誰が発信し、どのように広がるか」の視点でキーワードを拾うと正答に辿り着きやすいです。広告手法(ア・イ・ウ)は目的やターゲティングに注目して区別しましょう。
FAQ
Q: SNSとソーシャルメディアは完全に同じ意味ですか?
A: 日常ではほぼ同義に使われますが、厳密にはソーシャルメディアはUGCや共有を指す広い概念で、SNSは人間関係(ソーシャルグラフ)に重点を置くサービスを指すことが多いです。
A: 日常ではほぼ同義に使われますが、厳密にはソーシャルメディアはUGCや共有を指す広い概念で、SNSは人間関係(ソーシャルグラフ)に重点を置くサービスを指すことが多いです。
Q: アフィリエイトはソーシャルメディアで使われないのですか?
A: 使われます。ソーシャルメディア上でアフィリエイトリンクを共有することは一般的ですが、アフィリエイト自体は広告手法であり、ソーシャルメディアの定義そのものではありません。
A: 使われます。ソーシャルメディア上でアフィリエイトリンクを共有することは一般的ですが、アフィリエイト自体は広告手法であり、ソーシャルメディアの定義そのものではありません。
Q: 情報が「幅広く伝播する」ための要因は何ですか?
A: ネットワークの密度、コンテンツの魅力(バイラリティ)、共有機能の容易さ、アルゴリズムによる配信最適化などが挙げられます。
A: ネットワークの密度、コンテンツの魅力(バイラリティ)、共有機能の容易さ、アルゴリズムによる配信最適化などが挙げられます。
関連キーワード: ソーシャルメディア、SNS、アフィリエイト、位置情報広告、検索連動型広告、バイラルマーケティング、UGC、ソーシャルグラフ

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