基本情報技術者 2016年 春期 午前(科目A) 問54
問題文
プロジェクトメンバが16人のとき、2人ずつの総当たりでプロジェクトメンバ相互の顔合わせ会を行うためには、延べ何時間の顔合わせ会が必要か。ここで、顔合わせ会1回の所要時間は0.5時間とする。
選択肢
ア:8
イ:16
ウ:30
エ:60(正解)
🔒 解説は解答すると表示されます
組合せによる総当たり会議時間【午前解説】
正解の理由
各2人組の顔合わせは「順序を考えない組合せ」なので、総組合せ数は
回です。
1回の所要時間が0.5時間なので、延べ時間は 時間となり、選択肢では エ(60)が正解です。
1回の所要時間が0.5時間なので、延べ時間は 時間となり、選択肢では エ(60)が正解です。
解法ステップ
- 人数 に対して、何通りの2人組ができるかを確認する。
- 組合せの公式 を適用して回数を求める。
- 回数に1回当たりの所要時間0.5時間を掛けて延べ時間を算出する。
(計算: 回、 時間)
選択肢別の誤答解説
- ア: 8
- 誤りの原因は単純に人数を2で割った誤解。これは「16人を一度に2人ずつ分けるグループ数」を意味し、総当たりとは別概念です。
- イ: 16
- 16は各人が1回だけ顔合わせをするような誤解(例えば一対一マッチングの数)に由来する数字で、総当たりの全組合せ数とは異なります。
- ウ: 30
- 30は誤った組合せ計算(例えば の誤算や別の誤った公式を適用)によるもの。正しい式で計算すると30にはなりません。
- エ: エ(60)
- 正解。 回の顔合わせに0.5時間を掛けると60時間になります。
よくある誤解
- 「16人を2人ずつに分ける」と誤解して と答える。これは“同時に非重複に組む回数”の数え方で、総当たりではありません。
- 「順序あり」と考えて とする。AとB、BとAを別扱いにしないのが組合せです。
- 「延べ時間」と「実際の所要時間(並行実施)」を混同し、比較・解釈を誤るケース。
補足コラム
- 一般式:人数を としたときの総当たり(2人組)の回数は 、延べ時間は ( は1回の時間)です。
- グラフ理論的には、これは完全グラフ の辺の本数に相当します。
- 並行して複数の顔合わせを同時に行える場合の「実際の最短経過時間」は別問題です(下のFAQ参照)。
コードで確認(任意):
n = 16
meetings = n*(n-1)//2
total_hours = meetings * 0.5
print(meetings, total_hours) # 120 60.0
FAQ
Q1: 「延べ何時間」とは何を意味しますか?
A1: 延べ時間はすべての顔合わせの合計所要時間の総和です。個々の会を合計した時間で、並列実施の有無は考慮しません。
A1: 延べ時間はすべての顔合わせの合計所要時間の総和です。個々の会を合計した時間で、並列実施の有無は考慮しません。
Q2: もし同時に複数の顔合わせを行えるなら、実際の経過時間はどうなりますか?
A2: 16人(偶数)の場合、各ラウンドで全員が同時に顔合わせを行えるとすると必要なラウンド数は ラウンドで、1回0.5時間なら実際の最短経過時間は 時間です。
A2: 16人(偶数)の場合、各ラウンドで全員が同時に顔合わせを行えるとすると必要なラウンド数は ラウンドで、1回0.5時間なら実際の最短経過時間は 時間です。
Q3: 奇数人数でも同じ公式で良いですか?
A3: 回数の公式 は人数が奇数でも成立します。並行実施での最短ラウンド数は奇数では ラウンドが必要になることがあります(待ち人を作るため)。
A3: 回数の公式 は人数が奇数でも成立します。並行実施での最短ラウンド数は奇数では ラウンドが必要になることがあります(待ち人を作るため)。
関連キーワード: 組合せ、総当たり、握手問題、組合せ数学、グラフ理論、並行スケジューリング、計算力、問題解法テクニック

\ せっかくなら /
基本情報技術者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!

