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基本情報技術者 2016年 春期 午前(科目A)73


問題文

インターネット上で、一般消費者が買いたい品物とその購入条件を提示し、単数又は複数の売り手がそれに応じる取引形態はどれか。

選択肢

B to B
G to C
逆オークション(正解)
バーチャルモール

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逆オークション【午前解説】

正解の理由

逆オークション(リバースオークション)は、通常のオークションと逆の役割分担をします。提示する側が買い手(ここでは一般消費者)で、その提示に対して売り手が応じる形式です。売り手が入札して価格や納期などの条件を有利にしようと競い、結果的に買い手が有利な条件で購入できるのが特徴です。本問題の条件「一般消費者が買いたい品物とその購入条件を提示し、単数又は複数の売り手がそれに応じる」に完全に合致するため、正解はウ(逆オークション)です。

解法ステップ

  1. 問題文で「誰が提示するのか」を明確にする(買い手か売り手か)。
  2. 「応じるのは単数か複数か」「応じ方は入札か出店か」を確認する。
  3. 選択肢の定義(BtoB、G to C、逆オークション、バーチャルモール)と照合する。
  4. 提示主体が買い手で売り手が応じる=逆オークションと判定する。
  5. 迷ったらキーワードで決定:「提示(買い手)」「応じる(売り手)」「競り下げ(入札)」を優先。

選択肢別の誤答解説

  • ア: B to B
    • 解説:B to B(企業間取引)は取引当事者の属性(企業か消費者か)を示す用語で、取引の方式(誰が提示して誰が応じるか)までは特定できません。本問題の「一般消費者が提示する」点に合致しません。
  • イ: G to C
    • 解説:G to C は政府(Government)と消費者(Consumer)の関係を示す用語で、行政サービスや情報提供を指します。売買の入札形式を示す言葉ではないため不適切です。
  • ウ: 逆オークション(正解)
    • 解説:消費者が購入希望と条件を提示し、売り手がその条件に応じて入札・競り下げる仕組みで、問題文の条件と一致します。
  • エ: バーチャルモール
    • 解説:バーチャルモールは複数の出店者が集まるオンラインの商店街的プラットフォームであり、消費者が条件を提示して売り手が入札する仕組みを意味しません。単に多数店の集合体を指します。

よくある誤解

  • 「オークション=買い手が提示される側」と単純化する誤解:通常のオークションは売り手が出品し買い手が競るが、逆オークションは役割が逆になります。
  • 用語の混同(B to B やバーチャルモールとの混同):BtoBは取引相手の性質、バーチャルモールは出店形態を示すため、動作の主体や入札の向きで判断する必要があります。
  • 「一度に複数の売り手が応じる=比較サイト」と早合点する誤解:比較サイトは情報提示が中心で、売り手側が入札で条件を変える逆オークションとは仕組みが異なります。

補足コラム

逆オークションは企業の調達(公共調達や企業購買)で多く使われますが、消費者向けに導入された例もあります。メリットは買い手が条件を明確にできればコスト削減が期待できる点、デメリットは売り手のマージン圧迫や品質低下のリスクがある点です。実務ではルール設計(入札期間、最低価格、品質基準など)が重要で、単なる価格競争に陥らない工夫が求められます。
例:調達プラットフォームで買い手が「希望価格・納期・最低品質」を提示し、複数業者が条件を提示して落札者が決まる流れ。

FAQ

Q1. 逆オークションと通常のオークションの違いは何ですか?
A1. 通常のオークションは売り手が出品して買い手が競り上げる。逆オークションは買い手が条件を提示し売り手が競り下げる点が逆です。
Q2. 逆オークションは必ず安さだけを追求しますか?
A2. いいえ。価格以外に納期・品質など複数の評価軸を設定し、総合評価で落札者を決めることが一般的です。
Q3. 一般消費者向けのサービスでも逆オークションは使われますか?
A3. はい。消費者が希望条件を出して複数業者が応札する形のサービスは存在しますが、導入は企業調達ほど一般的ではありません。

関連キーワード: 逆オークション、リバースオークション、入札方式、eコマース、調達、バーチャルモール、競り下げ、買い手提示
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